今回は、大晦日に届いたばかりのラジオ録音集
珍しい録音が収められているので要チェックだが
見た目はチープ、知らないとトホホ系のCDと思ってしまう
今回もレンガ色のボンタイル塗装の外壁みたいな・・・
なんじゃあこれは?のカバー
まあ、12センチサイズだし気にせず聴こう
【ENGLAND】Submarine Records DSOY 746
Ⓒ1980 Ⓟ表記無し
ライナーは二つ折り4ページ(Mike Slipman)
録音データ等の記載は一切無し
ジャケット裏には、作者名入りのトラックリスト
見開き2ページが、解説というかエッセイ
ラジオ録音で、録音データが無いと正直困る
発売順に並んでいるため、Ⓟが無ければお手上げ
©1980とあるが、CD生産開始は1982年
あれ?レコードのディスコグラフィーならヒットするのかな
収録曲が完全一致するモノがありました
参考に転載すると
ご覧のように、フィルコ・ラジオ・タイムの1948年の録音
解説には、トートツに「いつも50曲録音してるビングが2曲。1948年は音楽家組合のストライキだったけど、ラジオでペギー・リーやオスカー・レヴァントと歌った」と出てくるんだけど、録音データ無しでは意味不明
さて、フィジカルの苦情はここまでにして
(なにぶん爆安だしね)
①レディース・アンド・ジェントルマン、ヒアズ・ビングのアナウンスで始まる
♪ 君の腕に抱かれて~手を取りあって進めば~世界が変わる~それはマジック
②混声コーラスをバックに
♪ 恋よ万歳
これは先のセピア・レコードの1枚目のラスト27曲目にも入っている
ただし、こっちには曲紹介のアナウンスも収録
④セピア・レコードの8曲目にも入っていたランブリング・ローズ
ただし、違う録音
⓹ こちらもセピア・レコード2枚目27曲目に入っていたバッテンボー
これまた違う録音で
こっちのビングはくだけた感じ
そこに、混声コーラスが楽しく煽っている
最後はラップ調
この曲にはこっちの方がしっくりくる
⑥ 混声コーラスをバックに得意の口笛を披露
⑦ 「夜は先の目を持つ」
早口で曲紹介をして歌唱
ストリングスがスイングしている
⑧ ペギー・リーとのデュエット
⑨ タイトルには出ていないが、バックの混声コーラスがラブレス・ラブを歌っている
この曲は、ロニー・レインの一世一代の大名盤のオープニングを飾っている
⑩ セピア・レコード2枚目6曲目とは違う録音
最後はコーラスとともに、バンバンバンバンビンで締めるビング
⑪ セピア・レコード2枚目5曲目と比べると1分以上長い録音
どちらも、バラ色の人生の歌詞が違うバージョン
オープニングの曲紹介はこっちの方が詳細
しかし、チリチリ・ノイズとともに音がよれているのが残念
⑫ セピア・レコード2枚目4曲目とは違う録音
オープニングの曲紹介にフランク・デボルのくだりが無い
オスカー・レバントとの掛け合いで始まる⑬からラストまで同日録音
オスカー・ハマースタインの一世、二世、三世がどうのこうの言ってそうだが、掛け合い内容は分からない
⑮ メドレーのような表記だけど、曲間に掛け合いあり
ペギー・リー、ビングのそれぞれのソロから2人のデュエットへ
2人のデュエットは素敵だけど、曲が短いのが弱点
全体的に音はエクセレントとは言い難いけれど
珍しい録音も入っていて非常にありがたいCD
でも、レーベル面はチープ
家庭用のプリンタで印刷したみたい
1月31日追記
ディスコグスにLPジャッケットが出ていたので参考に
ビングは同じポーズ
マジックはCDと同じサブマリンレコードのレーベル