ずいぶん間が開いたけど、ようやく2枚目
2枚目は1951年6月20日の放送分から
① トミー・ドーシーのトロンボーン・ソロをひとしきり
ビングと男性コーラスとの掛け合いで
② ロージーの「家へおいでよ」をイメージ通りの歌唱で
でも、1分半もない
追記 SP時代は「家へ来なさいよ」と、呼びつけられている
③ 懐かしい持ち歌を若い時よりも貯めてゆったりと歌っている
④ 1951年トニー・マーティンのヒット曲
⑤ マーティン&ルイス映画からとのMC
その映画はジェームス・ディーンがセコンド役で出ていた『底抜け艦隊』
ディーン・マーティンが歌っているようだ
⑥ 1938年の映画「テキサス人」?からの曲
ビングも同年に録音していた
⑦ ⑥と同じ二人のペンになるビング主演の『 わが胸は高鳴る』から
ライナーでは二人の順が⑥と⑦で入れ替わっている。WHY?
⑧ トミー・エドワーズ(知らない)が同年に歌って24位までになった曲
⑨オーケストレーションは凝ってるけどジミな感じは否めない
⑩ ビングの紹介にもあるようにレス・ポール(メリー・フォード)が
この年にリバイバルヒットさせている
邦題「世界は日の出を待っている」
ギターソロがトロンボーンに置き換わってるのかな?
⑪ ダウン・ヤンダーはアメリカ南部の意味らしい
デル・ウッドは全く知らない
⑫ ボブ・ホープとの楽しいジングル
⑬ カントリーのこの曲のタイトル SLOW POKE、意味は「のろま」
調べると、チルトン・プライスが書いたのに歌った二人もクレジットされている
(印税が減った)とチルトンの恨み節
ミュージックシートに写ってるのは歌っている二人?
翌年には、同じ3人の名義で You Belong to me も
⑭ エセル・マーマン&ジミー・デュランテの曲を
パティ・ペイジとのデュエットで
♪ もし○○したら、愛してる証拠に○○してあげる
と、手を変え歌詞を変えのパターン
エセル・バージョンでは、私が○○したいなら
ジミーが○○してあげるとキッチリ役割分担
エセルが ♪ ビングと一緒にいたいなら と歌うと
ジミーが ♪歌ってあげるボボボボン
てなやり取りもあるけれど
ビング・バージョンでは再現されていない
(そりゃ、そうか)
こちらの録音は、一緒に歌うのが基本で掛け合いは少ない
⑰ ミルス・ブラザースとのこの曲はここにも入っているけれど違う録音
どちらもラジオ音源
違うと得した気分
⑱⑲とこちらに収録のモノだけど
音が格段に違うのでこれはこれで嬉しい
ただし、⑱は放送日が違う?
こちらのCDは、ビングが一通り歌ったあとにコーラス、その後にビングの3:14
テイチク盤は、オープニングのMC無し、一通り歌うだけで拍手が入るショートバージョン
⑲ パティ・ペイジの歌とのビングのMCが入るオープニングあり
テイチク盤はこの部分をカットしているが、おそらく同じ音源
⑳ 途中ソロもあるハワイアンのスティールギターのような音が印象的な1曲
フェードアウトして2:52
㉑ エラ・メー・モースの紹介MC、楽団とコーラスに準備OK?からスタート
テイチク盤は、またもやこのMCをカット
イントロに被せてのMCでは無いのでカットしても、それほど不自然ではない
㉓ MCはあるが、こちらも音源は同じ
㉔ ケイ・スターとテネシー・アニー・フォード(知らない)のオリジナルを
ケイとビングでデュエット
なんとも贅沢
㉕ こちらもケイ・スターの曲をビングのソロで
㉖ MGM映画からのMCあり
映画の公開は1950年4月11日、放送は1952年5月7日
非常にタイムリー
㉘ 戦時中、離ればなれになった恋人の歌
1944年にダイナ・ショアが映画で歌った1曲
アンドリュース・シスターズの末妹パティがネルソン・リドルのアレンジで歌っている
㉙ ジョー・スタッフォードが夫君ポール・ウエストンと録音したゴキゲンな1曲
㉚ ビングによるシーズン終了のあいさつ
次回もCBSで~
ライナーを読むと
1949年秋に始まったファーストシーズンの徴収率は18%
翌年のセカンドシーズンには10%
これはテレビの普及によるラジオへの率の低下によるところが大きい
チェスターフィールドの放送は1952年の6月まで113回
ライナーに記載のある日付は放送日で、録音自体は事前にテープ録音
特に1952年1月9日放送からの曲が多数収録されているが
以前に使われたものに新たなMCをかぶせているとのこと
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