ビンクロの初レコーディングは1926年10月18日
今日はちようど100年‼️(時差はムシ)
本日は
その記念すべき1曲が収録されている限定盤を

ん?ジャケットには90周年?
クラブ・クロスビーが設立されてからの周年記念
その旨が、ライナーの1ページ目に記載
そのライナーを追っていくと
副題ラジオ・イヤーズの流れも
長くなるが書き出してみると
1920年代後半にポール・ホワイトマンの「オールド・ゴールド・ショー」
どれも録音されなかった様子
独立したリズム・ボーイズとして、最初のラジオ番組は1930年6月27日の「ユニオン・オイル・ショー」
ここでソロ曲「フロスティ・モーニング」②を披露
同年7月15日、ガス・アーンハイムがココナッツ・グローブで、リズム・ボーイズを従えて公演を開始
KNX局午後10時から毎晩2時間放送
「アウト・オブ・ノーウェア」③がこの時のモノ
1931年9月2日ニューヨークで初のソロ全国ラジオ番組を開始
「Just One More Chance」④で幕開け
CBSで週6日放送されたがスポンサー無し
11月2日からアメリカン・タバコ社がスポンサー、クレモ・シガーを宣伝
これも週6日15分間の番組
東海岸では午後7時15分、
西海岸では午後11時(ニューヨーク時間)の2回放送
現存はごくわずか、音質悪い⑤がソレ
スポンサードは1932年2月27日終了
放送は継続するも週3日のみ
1932年4月からエディー・ラングとレニー・ヘイトンとツアーに
公演先から放送するも、火曜と水曜のみに
ロサンゼルスに到着後は月曜と水曜
1932年7月15日CBSとの契約満了
1933年1月チェスターフィールド・シガレットがスポンサーの『チェスターフィールド・タイム』に水曜と土曜に出演
この放送もごくわずかしか残っていない
収録は⑥のみ
1933年10月から2年間、ウッドベリー・ソープの『ビング・クロスビーエンターテインズ』
この際の録音はCD化されているとあるがサークル限定
収録は⑦⑧
1936年1月2日から1946年まで『クラフト・ミュージック・ホール』
NBCで木曜夜に放送
戦争が始まると
AFRS(米軍放送局)、
The treasury star parade(米国財務省)、
ヨーロッパへの慰問の際の録音
AFRSで録音の良さに目覚めて、生放送を拒否
フィルコもコレを拒否したのでケンカ別れ
最後の放送は1946年5月
1946年10月16日、ABCで
『フィルコ・ラジオ・タイム・スターリング・クロスビー』が開始
1949年6月には3年間の契約終了
1949年9月21日から3年間は
チェスターフィールド・シガレット
1952年秋から2年間、ジェネラルエレクトリック
この間にTV台頭
第2シーズンの視聴率が6.0%
22人編成の大オーケストラでは採算合わず終了
その後、バディ・コール・トリオの伴奏でラジオに復帰、1962年まで継続

さて、収録曲を見ていくと
100年前の1926年の初レコードは1曲目に収録
1 I'VE GOT THE GIRL
(recorded 18th October 1926)
Don Clark and His Los Angeles Biltmore Hotel Orchestra
記念すべきビンクロ初録音
レココレのビンクロ全レコードで青木先生が
リンカーと二人、素っ頓狂な声で叫んでるだけ
と評された録音
歌が始まるのは、1分46秒から
編集意図不明のココにも入ってた
そんなに聞きにくくないのは
音質改善だけでなく再生スピードの調整による?
今回78回転ではなく70.5回転での収録らしい
この後はラジオ録音、前述のように
ポール・ホワイトマン時代は残ってなく
離脱後が最初期
2 FROSTY MORNING
(broadcast 27th June 1930)
Harry Barris (piano)
ハリー・バリス作だけど記憶にない曲
3 OUT OF NOWHERE
(1931 exact date not known)
ラジオ放送は1931年7月15日からスタート
Gus Arnheim and Cocoanut Grove Orchestra
ホテルからの中継っぽいし、たぶんコレbingcrosmycd.hatenablog.com
タイトルの意味は青天の霹靂!
4 JUST ONE MORE CHANCE
(2nd September 1931)
Victor Young and his Orchestra
(including Eddie Lang [guitar], Joe Venuti (violin])
ソロ名義の初ラジオ
特記してあるラングとヴェヌーティは
歌の合間だけ音量アップ
でも、短い
同じ日のもう一曲はココに
5 AS TIME GOES BY
(The Cremo Singer 5th December 1931)
Carl Fenton Orchestra
流石に音はワルイな〜
ヴァースから続く歌はハツラツ過ぎて
ビンクロイメージからほど遠い
6 WHAT DO I CARE, IT'S HOME
(Music That Satisfies 25th March 1933)
Lennie Hayton Orchestra
音ヒジョーに悪い
紹介に続き歌うビンクロもブランズウィックスタイル
7 BLAME IT ON MY YOUTH
(Woodbury 19th March 1935)
(Oscar Levant / Edward Heyman)
with Georgie Stoll and his Orchestra
ウッドベリーのオープニングからのスタート
アレンジ違うも記憶してるのは
ナット・コールのアフターミッドナイトで
散々聴いたから
オスカー・レヴァント作なんだ
8 OLE FAITHFUL
(Woodbury 19th March 1935)
(Michael Carr / Hamilton Kennedy)
with Georgie Stoll and his Orchestra
前曲と同じ日、趣の異なるカウボーイソング
9 TIME ON MY HANDS
(KMH 27th May 1937)
(Vincent Youmans / Mack Gordon / Harold Adamson)
with the Paul Taylor Choristers, Jimmy Dorsey and His Orchestra.
意味は、時間を持て余してる
ノイズとコーラスが絡みあってそう聞こえるのか
歌はエラク暗いフンイキで進む
ココからはクラフト・ミュージック・ホール
JST 楽団の伴奏で音も良くなっている
10 I LET A SONG GO OUT OF MY HEART
(KMH 23rd June 1938)
(Duke Ellington / Irving Mills / Henry Nemo / John Redmond)
エリントンでコレといったレコードの記憶なし
間奏はエリントンのジャングル・スタイル
11 RED WING
(KMH 3гd November 1938)
(Thurland Chattaway / Kerry Mills)
シューベルトの『楽しき農夫』が元
お気楽ソングで短い
12 I'M JUST WILD ABOUT HARRY
(KMH 5th January 1939)
(Eubie Blake / Noble Sissle)
ジュディもペギーも歌ってる?
13 PROMISE YOU
(KMH 4th May 1939)
(Ben Oakland / Alice Faye / Sammy Lerner)
厳粛なスタイル
14 LOVE IS THE SWEETEST THING
(KMH 8th February 1940)
(Ray Noble)
with The Music Maids
スイートなスタイル、女声コーラスを受けて倍増
15 THE LITTLE RED FOX
(N'YA N'YA YA CAN'T CATCH ME)
(KMH 15th February 1940
(Lew Porter / James V. Kern / Hy Heath / Johnny Lange)
with The Music Maids
デートリッヒがスペシャルゲストとのMCから
でも、デュエットではなく
タイトルカッコのニャーニャー歌うヘンな曲
一度聴いたら忘れない
ゆえに、初めて聞く
16 WHERE DO I GO FROM YOU
(KMH 23rd May 1940)
(Allie Wrubel / Walter Bullock)
前曲から一転、聴いても覚えないアリキタリ
17 FOOLS RUSH IN
(WHERE ANGELS FEAR TO TREAD)
(KMH 18th July 1940)
(Rube Bloom / Johnny Mercer)
1711年のアレキサンダー・ポープが語源
飛んで火に入る夏の虫の手前?
浅はかだなぁ程度
大騒ぎするけどカルメンほどの色恋ではない?
18 WHEN THE MOON COMES OVER
MADISON SQUARE
(Del Mar broadcast 16th August 1940)
(James V. Monaco / Johnny Burke)
音悪い、この声ビンクロ?
19 LAZY RIVER
(KMH 6th February 1941)
(Hoagy Carmichael /Sidney Arodin)
間奏のバイオリンソロでレイジー度アップ
20 THE US FIELD ARTILLERY MARCH
(THE CAISSONS GO ROLLING ALONG)
(KMH 29th January 1942)
(Edmund L. Gruber) with chorus
ケーソンは馬に引かせていた時代の大砲
1956年にアメリカ陸軍の公式歌曲に
21 NOT MINE
(KMH 30th April 1942)
(Victor Schertzinger /Johnny Mercer)
22 BASIN STREET BLUES
(Spencer Williams)
and the NBC Orchestra
(Command Performance 30th August 1942)
with Connee Boswell, Dr Frank Black
お相手はミス・コンスタンス!
ドスのキイタ声で始まるのに
ビンクロのスキャットがトボけてるので
段々蕩けてくるコニー
スリリングと紙一重
後半のデュエットは息ぴったり
23 STARDUST
(KMH 14th January 1943)
(Benny Davis / Con Conrad)
(Command Performance 13th October 1942)
(Hoagy Carmichael / Mitchell Parish)
女声とのやり取りから始まるけどソロ
節回し、バックの付き方、音質も含めて
ビンクロのスターダストでは一番?
24 LONESOME AND SORRY
(KMH 14th January 1943)
(Benny Davis / Con Conrad)
25 THE WAY YOU LOOK TONIGHT
(Treasury Star Parade 13th February 1944)
(Jerome Kern / Dorothy Fields)
紹介アナウンスに続いての歌唱
オーケストラがうにゅうにゅなったり
アステアが後ろで優雅に踊ってる感じ
26 (BACK HOME AGAIN IN) INDIANA
(GI Journal 3rd March 1944)
with chorus
(James F. Hanley / Ballard MacDonald)
後半はウィズ・コーラスではなく聴衆との大合唱
今ではインディ500のセレモニーで大合唱
27 I'LL BE SEEING YOU
(BBC 30th August 1944)
(Sammy Fain / Irving Kahal)
with George Melachrino
and the British band of the AEF
ジョージ・メラクリーノは戦時中
イギリス軍の音楽監督
イージーリスニングのヒトで記憶してるのは
CDクラブから届いたから(断り忘れ)
ん〜未だに開けてないかも
28 PARLEZ-MOI D'AMOUR
(Jean Lenoir)
(La parade des stars c. March 1945) with Paul Whiteman and His Orchestra
フランス語のアナウンスでスタート
ビンクロもフランス語で歌ってる
ジャン・ルノアールは監督ではないヒト

ディスク2、28曲1時間16分46秒
1 ZIP-A-DEE-DOO-DAH
(Philco 8th January 1947)
(Allie Wrubel / Ray Gilbert)
with chorus
トホホCDのキワミに収録の曲
曲紹介から始まるので印象はずいぶん違う
音も格段に違うしね
ディスコグラフィー見るとラジオ用に2回録音
違う?同じ?
2 RUMOURS ARE FLYING
(Philco 4th December 1946)
(George David Weiss / Bennie Benjamin)
1946年に9週1位
アンドリュース姉妹もヒットに貢献
姉妹単体は熱心には聞いてない
3 THE OLD LAMP-LIGHTER
(Philco 1st January 1947)
(Nat Simon / Charles Tobias)
コチラもトホホに
でも、安心して聞ける音
終了アナウンスあり(トホホには無い)
4 AND SO TO BED
(Philco 5th February 1947)
(Robert Emmett Dolan / Johnny Mercer) with Skitch Henderson (piano)
戦争が終わっての安堵の歌
アーティ・シヨウ&メル・トーメ
5 HUGGIN' AND CHALKIN'
(Philco 5th February 1947)
(Clancy Hayes / Kermit Goell)
フツーに聞いてたらトンデモナイ歌詞
303はポンドで137kg
腕が回らない
オリジナルはホーギー・カーマイケル歌唱
コレ歌にしてヒットする時代なんだ
6 LOVE IS A RANDOM THING
(Philco 19th March 1947)
(Sammy Fain / George Marion, Jr.)
同年レイ・ノーブル
自らのアナウンスでスタート
このテのトーンは耳に残らないなぁ
7 I WANT TO THANK YOUR FOLKS
(Philco 21st May 1947)
(George David Weiss / Bennie Benjamin)
YOUR FOLKSで(愛する)君の両親
こにらもアナウンスで始まるも
耳に残らないのはそういう時代?
8 I'LL CLOSE MY EYES
(Philco 21st May 1947)
(Billy Reid / Buddy Kaye)
ジョン・スコットに合図してのスタート
9 COME TO THE MARDI GRAS
Philco 22nd October 1947)
(Ervin Drake / Jimmy Shirl / Max Bulhoes / Milton de Oliviera)
with The Rhythmaires
マルディグラからニューオーリンズを連想
でも、サンバ
1947年の耳に残らない連発の後では、斬新
ロージーとのデュエットだけど
トラベリン・トゥービートはあまり聞いてない
10 I'LL DANCE AT YOUR WEDDING
(Philco 21st January 1948)
(Ben Oakland / Herb Magidson)
with The Rhythmaires
結婚行進曲からスタート
47年から48年にかけての
コレもレイ・ノーブルのヒット
11 THE STORY OF SORRENTO
(Philco 31st March 1948)
(Xavier Cugat / Ernesto De Curtis / Bob Russell / S. T. Gallagher)
with Loulie Jean Norman and The Rhythmaires
デュエットは、ジーン・ノーマンとのアナウンス
記憶だとアレンジはデッカと同じ
でも、一人で歌ってたはず
3分近いフル録音なのに1分4秒辺りで音飛び
12 MAYBE YOU'LL BE THERE
(Philco 15th December 1948)
(Rube Bloom / Sammy Gallop)
1947年のゴードン・ジェンキンスのヒット
歌詞の内容は戦争が投影できる人がいる
13 YOU TELL ME YOUR DREAM
- ON THE BANKS OF THE WABASH FAR AWAY
(Philco 29th December 1948)
(Charles N. Daniels / Gus Kahn - Paul Dresser) with The Mills Brothers
メドレーではなく一旦中断
前曲、ミルスは1939年デッカに録音
後曲、インディアナ州のワバッシユ川の歌で
同州の州歌
どちらもスリリングな展開は一切無い
14 SO TIRED
(Philco 23rd March 1949)
(Jack Stuart / Russ Morgan)
with The Rhythmaires
最初のアナウンスでラス・モーガンを紹介
待ちくたびれた歌
15 (WHERE ARE YOU?) NOW THAT I NEED YOU
(Chesterfield 26th October 1949)
(Frank Loesser)
映画『Red, Hot and Blue』
最初のアナウンスも含めて耳馴染み
16 THAT LUCKY OLD SUN
(JUST ROLLS AROUND HEAVEN ALL DAY)
(Chesterfield 2nd November 1949)
(Beasley Smith / Haven Gillespie)
with The Rhythmaires
手持ちのCDでも色んなヒトが歌ってるイメージ
1949年にの一番のヒットはフランキー・レイン
ビンクロは後半スピードアップ
最後、歌い上げるところはリズメイヤーズが伴走
17 A THOUSAND VIOLINS
(Chesterfield 14th December 1949)
(Jay Livingston / Ray Evans)
ミスター・ロバート・ホープの映画
The Great Loverからのアナウンス
このビンクロの歌が映画でも使われてるらしい
が、腰抜け映画にこのトーン?
他のCDにも収録の印象深い一曲
バイオリンの合奏は窮屈そうだけど
ずいぶん音が良くなってる
18 PLEASE DON'T TALK ABOUT
ME WHEN I'M GONE
(Chesterfield 12th April 1950)
(Sam H. Stept / Sidney Clare / Bee Palmer)
with The Firehouse 5 plus 2
やり取りで始まるのは The Firehouse 5 plus 2 の
メンバー?
どうやらディズニースタジオのアニメーターなどのアマチュア・ディキシーランド・ジャズバンド
でも、アルバム何枚も出してる!
19 DEARIE
(Chesterfield 10th May 1950)
(Bob Hilliard / David Mann)
with Mary Martin
ボブ・ヒラードといえばヘンな歌
メリー・マーティンというのも以外だけど
覚えてるってことは
You're older than I.
20 MONA LISA
(Chesterfield 25th October 1950)
(Jay Livingston / Ray Evans)
ナット・コールイメージのモナリサ
その彼と同じ感じで仕上げ
最後は2分で終わらせるのに繰り返し
21 LET'S DO IT AGAIN
(Chesterfield 1st November 1950)
(Desmond O'Connor / Ray Hartley)
with The Rhythmaires
陽気なスタイルでグッ
22 LOVE'S OLD SWEET SONG
(scheduled for broadcast for Chesterfield
15th November 1950, but not used)
(James Lynam Molloy / G. Clifton Bingham)
with Bob Crosby and The Rhythmaires
弟ボブとのデュエットで敬虔に
23 TOO LATE NOW
(Chesterfield 30th May 1951)
(Burton Lane / Alan Jay Lerner)
恋愛準決勝戦!
見てない!
24 TELL ME
(Chesterfield 30th May 1951)
(J. Will Callahan / Max Kortlander)
with Helen O'Connell
ビング・ウイズ・ア・ビートでも歌ってる?
覚えないのは久しく聞いてないから?
25 OH!
(General Electric 22nd November 1953)
(Byron Gay / Arnold Johnston)
元は1919年
録音の年にピー・ウィー・ハントがヒット
26 ON TOP OF OLD SMOKY
(Chesterfield 27th June 1951)
(Traditional)
with Burl Ives and The Rhythmaires
デュエット相手のバール・アイブスがこの年に
パーシー・フェイスをバックにヒット
27 C.O.D.
General Electric
11th October 1953)
(Guy Singer)
Cash on Delivery(Collect on Delivery)なんて
AIなしでは分からない
28 OH, LADY BE GOOD!
(Chesterfield 20th June 1951)
(George Gershwin / Ira Gershwin)
with Tommy Dorsey (trombone) and Joe Venuti (violin)
トロンボーンがオブリガートというよりずっと鳴ってるスローな前半、切り込んでるヴェヌーティのバイオリン、ドーシーに繋ぐ激しいソロ
飛び込んでくるビングも呼応
ココ歌詞変えてる(笑ってる客)
贅沢な一曲で幕


500部限定の通しナンバーあり
未だにアマゾンで流通
世界で500売れないなんて、需要無いんだな
2026/3/24 タワレコ(3,390)




































