今年はなんだか、呼び水ではないけど
クリスマス関係のレコードやらCDがいつになく増えて・・・
コロナで外で飲めない代わりに買っとこうか
なんて感じで増殖
何年か経った時には、コロナ=クリスマスなんて風に思いだすかな
今年最後のクリスマスものは、先日視聴&紹介したDVDのボーナスCD
収録は12曲
1曲目のホワイト・クリスマスはお馴染みのデッカ録音
まあ、ボーナスだし、聞き慣れたデッカ録音がシャッフルして入ってるくらいでしょ
と、テキトーに流していると
終盤、ビングの呼びかける声や拍手やら・・・
こりゃあ、ちゃんと聞いておかないと!
12曲中、⑨⑪⑫を除く9曲はデッカ録音
④ のフェイス・オブ・アワ・ファーザーズはアメリカ盤のみの収録だけど
他は日本盤に全て収録
でも、なんだか
1曲目からミョーな奥行感
②のアデステ・フィデレスは顕著
音の作りが日本盤とは随分違う印象
擬似ステレオなんだろうか
さて、問題はデッカ録音以外の3曲
⑨ アレンジはデッカ盤と同じだけど、お相手はローズマリー・クルーニー
ビングの歌は基本同じだけど、ロージーは声の質感からして違うからか
しっとりした感じに聞こえる
でも、軽く聴いてる程度なら「ん?」ってくらいで分からないかも
この曲「シルバーベルス」は、ボブ・ホープ映画『腰抜けペテン師』1951年の挿入曲
ビングは、1950年9月に録音
あれ?順番合わない
THE LEMON DROP KID のトリヴィアに
映画は1950年中に撮り終えていたけど、公開は1951年3月
50年にビングのシルバーベルスがヒットしたもんだから
ボブ・ホープとマリリン・マックスウエルを呼び戻して追加撮影
ボブ・ホープは自身のクリスマステーマとして多くの女性歌手とデュエット
後年のテレビ・スペシャルでは、オリビア・ニュートン・ジョンとも
ビングの方も1950年から1953年のラジオショウで7回披露
相手を見ると、トニ・アーデン、エラ・フィッツジェラルド、
ペギー・リー、ダイナ・ショア、ロージー、エラ2回目と
なんじゃあそりゃ!の豪華絢爛メンバー
⑪ Joy to the Worldは1分40秒ほど
ビングが1番を歌って、「ファミリー・キー、プリーズ」と声かけ
コーラスが入ってくるヴァージョンは(ディスコグラフィーではこの時以外なし)
LPにもなっている1955年12月のラジオ録音
ストレート・リイシューはされていないけどココに
⑫ オープニングで作者メル・トーメに言及するナレーションで特定すると
上のレイザーライト盤に収録
ちなみに、このレイザーライト盤にはロージーとの⑨も収録されている
なので、このボーナスCDでしか聴けない!曲はお無くなりに
まあ、あくまでオマケだしね
ディスク面には「NL25234」の品番
検索すると一件だけヒット
メイド・イン・ポルトガルのノエルからのCD
あれ、ジャケットに見覚えあり
家にあるのは「&フレンズ」でした
ディスクの下はこんな写真
30年以上買い続けているクリスマスCD
タイトルなんてたいてい「ホワイトクリスマス」か「クリスマス・ウイズ・ビング」
ジャケットもサンタ帽を被っているビングってなると
覚えていない
来年にはCD一覧くらいは作りたいな
あと、シルバーベルス聴き比べもね