瓶具黒墨のCDは玉石混交

ビング・クロスビーのCDコレクションを整理を兼ねてアップしています

【CD】 GOOD & RARE VOLUME 3

 
UK SEPIA RECORDS    SEPIA1296
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ⓟⒸ 2016
16頁のホッチキス留めライナー
 
内容については、安心のセピア・レコードだけど
ヴォリューム1が2006年、2が2007
その後、THROUGH THE YEARS シリーズを10枚出した上で
まだ音源あるの?
と、一抹の不安も・・・
 
ですが、そこはセピア
1928年録音の1曲目から1956年までの25
レアもの満載の充実盤
ここまできたら
"RARE&RARE" の方がタイトルとしては相応しいかも
 
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では、改めて収録曲を
 
まずは1曲目
ビングがポール・ホワイトマン楽団でソロを取り出した1928年の録音
これは、もうコレ揃えたら他は買う必要ないでしょ~!の
CHRONOLOGICAL” のシリーズにも入っていないテイク違い!
 
そもそも「これは」というより、25曲全てが入ってない!!!(たぶん)
 
ということで、どれだけレアかというところをかいつまんでみると
 
② オクラ入りの映画サントラ  
  ヴァイオリンのG線からのタイトル
  サントラらしく、冒頭で弦の切れる音がする
③ 映画 "KING OF JAZZ" の撮影時、投獄されてたビングは撮影の時だけ
  監獄から通ってたけれど、映画でのこのシーンは撮影できず
  レコードだけ残ったのがコレ
④ リズムボーイズがポール・ホワイトマン楽団を19304月に脱退
  同年627日から彼らのラジオ番組がスタート
  その時の録音、伴奏はピアノだけなのでハリー・バリスかな
⑤ 前曲と同じ
  作詞作曲はバリスとクロスビーとなっている
⑥~⑧ ブランズウィック、デッカ録音のテイクB
  ライナーには、何秒辺りのここが違うよとあるんだけれども
  そこまで真剣に聴き比べていない
  記憶での比較だと、そんなに大きく違う印象はなし
⑨ 映画ミシシッピからのサントラ
  イントロはキンキンした感じ、全体的にも歌いあげる感じ
⑩⑪ 映画ダブル・オア・ナッシングの主題歌のデモ
  ジョン・スコット・トロッターのピアノと
  ペリー・ボトキンのギターのみ
  バラードの⑩は、シンプルな伴奏が合ってる!
⑫⑬ 同じ曲のデモ、2パターン
  ⑫の方が速く、ライナーには "a brisk(キビキビした) speed"  
以下、18曲目までデモが続き
⑲~㉑は、194344年の空軍や海兵隊のための録音
㉒の「昼も夜も」は、途中で失敗してしまうバージョン
  一発録音なので、楽団もビングの失敗に付き合って終了!
ここで12年開いて
㉓~㉕は、1956年ヴァーヴ録音の別テイク
「ビング・シングス・ホワイルスト・ブレグマン・スウィングス」から
やっぱりあるんですね~
他にもあるんでしょうか?
あるんだったらヴァーヴからコンプリートで出して欲しいな~
 
 
2016年3月25日 HMVから購入 1,300
あら、ほとんど2年前


ちなみに、ジャケットで使われている写真は
隔週刊CDつきマガジンのモノと同じでした
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