瓶具黒墨のCDは玉石混交

ビング・クロスビーのCDコレクションを整理を兼ねてアップしています

解体 『隔週刊CDつきマガジン JAZZ VOCAL COLLECTION ⑲ ビング・クロスビー』

【日本】 小学館 4910320440171
 2017年1月10日発売 (雑誌としては「1/24号」)
   定価:1,200円  1,296円(税込)

 今年の1月12日にHMVにて購入
 予告時点から(今さら?今なら?)どういうアプローチかなと気になっていたもの

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 本屋に並べるためか、マガジンと名乗るためかサイズは大きくA4強
 正直、保管に困ります
 今回、ちゃんと聴こうとCDを取り出したまでは良かったのですが
 さてさて、解説をどこに置いたかな?となりました

 CDケースに、同じサイズの別冊を付けるとか、単行本にCD付けるとか
 並べた時にカッコよく!を目指して欲しいな

 上の写真は、外箱に当たるから、保存の際は捨ててくださいって
 スタンスなんだろうけど、コレクターは捨てれないから困るのよ

 
 閑話休題、実際に開いていくと

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 解説本(これもA4強のサイズ)20ページ(表紙含む)が左に
 CD(歌詞カード8頁、訳詞なし)が右に

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 CDを取り出そうとすると、いらないプラスチックが!
 でも、これも捨てられない・・・

 解説本も取り外し時、注意

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 19番のビング・クロスビー専用(!)シールで固定されています
 まあ、粘着力弱いから簡単に外れるんだけど
 キレイに残しとかないといけないし

 中に行くほど、宣伝文句などが減ってスッキリしていきます
 CDジャケットには
 『JAZZ VOCAL COLLECTION 19  BING CROSBY』としかありませんので
 このCDだけ何年か経って見たら、出自が分からないのでは・・・

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 個人的には、キャッチコピー「囁きの魔術”クルーナー唱法”革命」やら
 各曲のキャッチコピーもCDジャケットに満載して
 昭和モダーンな仕上がりにして欲しいところ

 では、肝心のCDを

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 デッカ録音
 ⑩の1939年~⑨の1956年の10曲入り
 
 昔はせっかくのCDだから20曲くらい入れないと、と思ってたけど
 最近は集中して聴くならこのくらいがベスト

 編集方針はどうでしょう
 シャンソン2曲①②
 トラッド2曲⑦⑧
 ヴァース入り2曲⑤⑩
 2曲をセットにしてるのかな

 他のベスト盤でもよく収録される曲なので、音自体に目新しさは無いんだけど
 解説には1曲1曲にまでキャッチコピーが付けられてて面白い
 また、こういう聴き方もありなのねという参考にも

 特筆は、再三書かれてるのがビングの歌の巧さ
 上手い下手で聴いてこなかったので、これが一番新鮮

 確かに、下手よね~とは思わないんだけど
 上手いな~という思いが最初に来ることは無かったかな
 すーっと耳に入ってきて、他には何も思わない
 ずーっと聴いてるから、こんなものかなと思ってた
 でも、それは自然体ってことで一番難しいことなのかも・・・


9/9追記
 ⑦「いとしのクレメンタイン」
 解説にもあるのですが、
 恋人の死を悼む歌の割に悲し気でもなく
 女声コーラスが入って転調するところなど楽し気な感じ
 
 この転調前に、
 ♪Do I sound like Gene Autry
  Could he through me, Clementine
 ビングがジーン・オートリィっぽい?って唄うので
 ジーン・オートリィもこんな感じなのかと思って
 唯一持ってるジーン・オートリィのCDを出してきたのだけど・・・
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 2枚組40曲には入ってない

 あれ?持ち歌って訳でもないのかな?
 で、you tube で検索すると・・・
 唄ってるようだけど、特に転調する訳でもなく・・・
 これは、ビング・オリジナルのようです

 ちなみに、映画『荒野の決闘』は1946年
 歌の録音は、1941年6月でした

9/10改めて追記
 上のジーン・オートリィのCDを改めて聴いてみると
 (アマゾンで安くなってたから買ったけど、実はあまり聴いてない)
 転調前までが、ジーン・オートリィのスタイル
 
 なので 
 ♪Do I sound like Gene Autry
  Could he through me, Clementine は、
 どう?ジーン・オートリィぽかった?
 じゃあ、これからはいつものスタイルで!
 っていう感じかな