瓶具黒墨のCDは玉石混交

ビング・クロスビーのCDコレクションを整理を兼ねてアップしています

ジョイン・ビング&シング・アロング/オン・ザ・ハッピー・サイド   JOIN BING & SING BING / ON THE HAPPY SIDE

 
【UK】  SEPIA RECORDS   SEPIA 1309
【日本】  ULTRA-VIVE  CDSOL-70074
 
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    品番からは分かりにくいけど
 ジャケットにあるように2枚組
 
 Ⓒⓟともに2017
 
 タワーレコードによると
 日本仕様の発売日は2017年5月3日
 
 定価 2,400円 税込 2,592円
 
 2枚でこの値段だとホントは良心的 
 でも、直輸入だと1,000円位安い
 
 ただ、待たされそうなのと
 タワーレコードのポイントが
 900円あったので、日本仕様を注文
 
 5月14日に注文して
 2017年6月8日到着
 1,692円支払い
 
 結局、ずいぶん待たされて&
 帯のみの日本仕様に少々フンガイ
 
 何枚か持ってるULTRA-VIVE の
 日本仕様は、英文ライナーの
 日本語訳が付いてたんだけど
 今回は付いてません
 
 ただ、今回の英文ライナーは
 データ的な内容なので
 なんとか分かるかな
 
 その解説は、Malcolm Macfarlane
 ホッチキス留め12ページ
 
このSEPIAレーベルの解説は、データがしっかりしてるので有益!
では、解説から・・・
 
そもそもの成り立ちを見てみると
1950年代後半から60年代前半にかけて、ひげのミッチ・ミラー
"SING-ALONG" "COMMUNITY SINGING" といった「一緒に歌おう」スタイルの
レコードをヒットさせた
 
便乗になるのか
真打ち登場になるのか
1959年12月にビングも自身の PROJECT RECORDS で第1弾を制作
翌年に WARNER BROS. RECORDS から
"JOIN BING AND SING ALONG" としてリリース
 
これが好評だったので、
ちょうど1年後の1960年12月20、23、27、28日の4日間で
本CD収録の101曲を録音
(と、いうことは1日平均25曲!さすがワンテイク・クロスビー)
厳密に言うと、コーラスのみの曲が8曲あるので
歌ってるのは93曲です(ライナーで*が付いてる曲ね)
 
2枚組LP  "JOIN BING AND SING ALONG 101 GANG SONGS"として
WARNER BROS. RECORDSRCA VICTOR RECORD CLUB から翌年リリース
後者には、一緒に歌うための歌詞カードが付いてたみたい
今回のCDには付いてません、念のため
 
その後(と言ってもすぐ後)1枚ずつでも発売
 "JOIN BING IN A GANG SONG SING ALONG" (1961年9月)
 "JOIN BING AND SING ALONG-51 GOOD TIME SONGS"(1962年1月)
 
となると、日本帯にある「1959年作品」というのは誤り
録音が1960年、発売が1961年なので
1960年作品になるのか1961年作品になるのか迷いますが、
とりあえず1959年作品でないことだけは確か
 
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CDでは、1枚目と2枚目の1曲目までがこの101曲に当たります
せっかくだから、1枚目でまとめとけば?
1枚目の収録時間=1時間18分22秒!いや~ムリムリ
 
トラックだと24で終わってるのは、3~5曲のメドレーのため
1曲1曲数えていくと、きっちり101曲ありました、念のため
 
レコードだと、1~6、7~12、13~18、19~2枚目の1に別れます
 
内容は・・・
1トラックが同じテーマの曲でまとめられています
気付いたところで
  ♪誰かさんと誰かさんがは COMIN'THRO'THE RYE
⑪ 軍楽メドレー
⑮ ドイツ語
⑯ カントリー
⑰ ♪線路は続くよどこまでもは I'VE WORKING ON THE RAILROAD
⑱ アメリカ賛歌
⑲ フォスター含むアメリカン・トラッド
23 イタリア(英詞)
  ※ 英語だとサビはフニクリフニクラとは歌わない FUNICULI,FUNICULA
 
 
60歳直前の円熟したビングが、トラッド系を軽く歌ってる感じですが
よく聴くとやっぱりビング、いいものです
 
得意の口笛も何曲かで披露
①の "LISTEN TO THE MOCKING BIRD" の鳴き声を模した口笛なんか最高です
 
 
今回は101曲までで、他のアルバム分は改めて