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ビング・クロスビーのCDコレクションを整理を兼ねてアップしています

エッセンシャル・ビング・クロスビー   The Essential BING CROSBY The Columbia Years

【日本】 SONY MUSIC DIRECT (JAPAN) INC  MHCP 456
 
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 2004年10月6日発売
 税抜 1,700円
 税込 1,785円
 ※ 消費税5%ですね
 
 ちょうど、このCDが発売された頃は
 紙ジャケットタイプのCDを買うのに
 忙しくて、見送ってたモノ
 
 最近、ヤフオクに新品未開封として
 出品されていたので、ウオッチ
 230円値下げされたところでビッド
 結局、769円でゲット
 
 音としては、全部持ってるんだけど
 「デジタル・リマスター」と
 「歌詞・対訳付」に惹かれて購入
 
 帯の日焼けもなく、この値段で
 未開封品が買えたので、結構満足!
 
 
写真のジャケットは、4つ折りタイプ
ディスコグラフィカル・データ(マトリックス&テイク・ナンバーもあり)に
Sal Nunziato(知らない)の英文ライナー
この時代のビングのポートレートと丁寧な作り
 
日本語ライナーは、ホッチキス留め24ページ(ページ附番は20まで)
内容は、英文ライナーの和訳、曲ごとの解説(坂口紀三和)、英詞、対訳
 
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タイトルには、コロンビア・イヤーズとありますが
録音・発売当時はブランズウィックの16曲
録音は、1931年12月から1934年7月
有名な「ダイナ」から始まるので曲順は編者の好みかと思ったんですが
律儀に録音順でした
 
 
収録曲は他のCDでもよくきいてるはずだけど・・・
改めて「ダイナ」を1曲目に聴くと
コレって、凄くスリリング!
最初のビングののほほんとした歌唱からミルスブラザーズが入ってきて転調
ミルスの声帯模写にコーラス、そこにビングがスキャットで絡むところは
何度聴いてもカッコいい!
 
同じミルス・ブラザーズと共演の⑨には、
バニー・ベリガンtp、トミー・ドーシーtb、ベニー・グッドマンclとある
せっかくのメンバーなんだけど最後で合奏してる程度かな
 
他の発見として
⑧ ヤング・アンド・ヘルシーの歌詞
  ♪僕はビタミンAに溢れて健康だ
 
ここで、ビタミンの歴史を調べてみると
1734年には脚気防止として何かあるな~くらいに薄々分かってたみたい
でも、初めて「ビタミン」が使われたのは1912年のビタミンB1
ビタミンAの命名1920年なので、録音時の1933年はトレンディだったのかな
 
こんな感じで、訳詞が付いてると色々発見できますね
 
ビングのCDはほとんどが日本盤でも英詩しか付いてない
(ひどい時にはそれも無い)
今回、ジャジーな曲の訳詞を読んで、ああこういう歌だったのねと思うこと多し
 
②とかはあまり音が良くないんだけど、全体的には聴きやすいCD
これが、デジタル・リマスターの効果なのかは分かりませんが・・・