セント・ルイス・ブルースを聴きたいが為に引っ張り出してきたCD
久しぶりに聞くとやっぱりこのアルバムは最高
と、そんな流れで
今回はCDクラブの通販のみの商品
①〜⑧ 1928年から1933年まで時系列で並んでいる
一旦リセットされるのか⑨~⑭までが、1931年から33年の時系列
A面B面ひっくり返すレコードだと結構しっくりくる感じ
でも、ソニーから出ていた同じ顔写真のLPは2枚組で曲数も多かったし・・・
では、1曲ずつ聴いていくことに
①月光値千金
LP時代、これ読めなかったな~
「げっこうか」?
インターネットはベンリです。「げっこうあたいせんきん」が正解
ビングが歌っているものの名義はポール・ホワイトマン楽団
このため歌は1分45秒から
ビングの軽やかですね
② リズム・ボーイズだけによる演奏
バックはピアノのみ、あとはコーラス
当時、とてつもなくモダンだったと言う評価がうなずける
最後は「彼女がこのレコードを買ってくれることを望む」って歌詞なんだ
③ ビングの歌に寄り添うギターが素敵
後半には口笛も
SP盤ダイレクトでチリチリ音、声を張るところでは少し歪みが出る復刻
④ プリーズ
このプリーズを使ったプリーズ・プリーズ・ミーはジョンのアイディアらしい
⑤ 短いピアノに導かれてスキャット
絡み付いてくるようなクラリネット
⑥ 改めて聴くと、歌い上げています
ロニー・レインがシングルで取り上げている1曲
⑦ 「峠の我が家」レコード復刻のためチリチリ音あり
⑧ ビングは高らかに歌いあげている
そういえばこんな人まで歌ってた
もし、レコードならこの9曲目からは
ミルス・ブラザースとの共演3曲、デューク・エリントンに代表されるジャズ・サイド
⑨ ダイナはミルス・ブラザースとの共演
ビングののどかな歌からスタート
トランペットの声帯模写とともにミルスが切り込んでくる
ラストはビングのゾクゾクするようなスキャット
テンポアップした二組の共演はスリリングそのもの
⑩ こちらもミルス・ブラザーズとの共演
こちらは先発がミルス
途中ビングがスローに落として
ラストはこれまた二組のスリリングな展開
⑪⑫ 2曲とも途中にはスキャットを交えてのジャージー&スイング
この時代のビングは本当にかっこいい
⑬ みたびのミルズ・ブラザーズ
ビングが先発して、ミルスが声帯模写で中継ぎ
ラストは二組の共演になるが
今回はほのぼのとしたままに終了
タイトル通り恋人の優しい腕に抱かれる歌だからかな
でも、昔の邦題は「恋人のかいなに」
”かいな”と言えば、”かいな力”のような腕力をイメージしてしまう
優しい腕にはイメージできないけれども昔はそういう風に使っていたんだろうか
昔(といってもいつの頃かは分からない)は、
肩から肘までの部分を指していたとのこと
肘から手首までは ”腕”
ん?腕枕って”かいな”の部位でするけど
かいな枕って言わないからには、昔は腕枕って行為がなかったのか?
手枕は大昔から聞くけど
⑭ ブルーすぎて昔は正直苦手だったブルー・プレリュード
年はいったけど、感想はあまり変わらないかな
⑮⑯ 最後にデューク・エリントンとのセント・ルイス・ブルースを2テイク
初っ端の歌に絡み付いてくるバーニー・ビガードのクラリネットが最高
♪ ウィズ・ハー・ダイヤモンドリングのところで
これでもかと言わんばかりに絡んでくるワウワウ・トランペットが最高
ラストはバンド・アンサンブルとともにスキャットで
4分27秒の録音は、SP時代には12インチ
ここでCDクラブの説明を
会員登録をすると、断らない限り自動的にCDが送られてくる
幾通りかのコースがあって、自分に合ったコースい登録
僕の場合は「グッド・ミュージック・コース」
ビングのCDはこのコースのものだとばかり思ってたけど
通知を見ると違いました
ということで、「コースのCDをキャンセルしてビングのCDを送って欲しい」と返信
CDの内容は毎月届く冊子で確認
そうか、送料もかかってたんだ
1993/05/17到着(到着日は一律でなく、意向を返信するタイミングで違うはず)