瓶具黒墨のCDは玉石混交

ビング・クロスビーのCDコレクションを整理を兼ねてアップしています

「ジェリコの戦い」はここにも                【関連CD】ニューポート1958/マヘリア・ジャクソン

先のREDISCOVEREDのCDにも入っていた「ジェリコの戦い」が入っているCD
" NEWPORT 1958   MAHALIA JACKSON
    recorded at the Newport Jazz Festival " 

【日本】SONY RECORDS  SRCS-9210
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1997年3月1日発売 紙ジャケット仕様
税抜 1,748円 税込 1,800円 (消費税3%時代!)
4つ折りの解説(野口久光氏)&歌詞
ステレオ録音(1曲目のピアノの音が右から聴こえます)

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1999年12月29日に加古川ミヤコで購入

当時、「紙ジャケット」という括りで
ジャンル関係なくひたすら買ってた
売れ残ってるなら、買っとこう!
という感覚

とはいえ、10代で映画「真夏の夜のジャズ」を観て、マヘリアとチコ・ハミルトンはスゴイなと思ってたので、守備範囲ともいえる

改めて
今聴いてもイイ!圧倒的!
やっぱり、イイものはイイですね



さて、この紙ジャケットCDですが
帯にもあるように、再編集版
3曲増えてますが、LPから1曲カット

野口先生の解説も以前のものなので
増えた3曲にはコメントなし




映画「上流社会」でも舞台になってたニューポート・ジャズ・フェスティバルでの
ライブ(ちなみに映画は1956年ね)

1958年7月5日の真夜中からの録音との事
ですが、ライナーのパーソネル欄にはNYカーネギーホール実況録音となって
います???
また⑩にだけ、エリントン・オーケストラとなっていますが、どんなに聴いても
それらしい音はありません

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で、「ジェリコの戦い」"JOSHUA FIT THE BATTLE OF JERICHO"はどうか
というと完全にマヘリア!
荘厳な仕上がり!
ビングとは全く別モノ
でも、どっちもイイ!!

ジェリコの戦い」のトラック⑫になると
歌の前にMCで「スター気分にしてくれるわ」と観客に語りかけた後
オフマイクで「ジェリコ」って言ってるのが聞こえます

野口先生のライナーにも、「曲順はその時の閃きで決めていたようで、来日公演の
ステージでも小声でピアニストに曲名を告げていた」とあります
この時もそうしてたのかな


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25枚組(!)CDボックスにも、マヘリアのこのアルバムが入っていました

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THE PERFECT BLUES COLLECTION   25 ORIGINAL ALBUMS
SONY MUSIC  88697847832
Ⓒⓟ2011 MADE IN THE EU

2011年9月5日 HMVにて購入 5,138円

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最初、あ~ダブってるな~と思ってたんですが、
曲目を見ると・・・12曲
こちらは、LPのストレート・リイシューのようです

で、こちらもステレオなんですが・・・
1曲目のピアノが紙ジャケの反対の左から聴こえてくる
???

また、こちらのボックスには別冊ライナーがあるんですが
そこには、①③④⑥⑨が1958年7月7日(2日違うな)のニューポート録音
その他が1958年8月11日のニューヨーク録音となっています

そういえば、「ジェリコの戦い」にMCが無い!
よくよく聴くと全然違う録音でした
ボックス版の方が、長いし、エンディングもカッコいいし

恐るべし廉価版!あなどれません
というか、日本版ももっとアピールして欲しいな
せっかくの再編集なのに
もったいない