ですが、B面は1930年代、40年代、50年代とさまざま
それはさておき、
順に聴いていくことに
① 峠の我が家
あまりにも有名な1曲ですが、レンジは峠というより牧草いっぱいの平原のようですね
② 1番はビングが普通に歌唱
2番になるとコーラスの前で得意のババババンを披露しています
③ ここで映画『愉快なリズム』からの1曲
改めて見ると映画のタイトルも on the range
そういう視点で聞いてみると
Where the buffaloes roam という峠の我が家でも使われるフレーズが途中で出てきます
でも、around the zoo ですけど
④ オルガンひとつで歌い上げる
他ではあまり聞かない形態の曲
この曲に限ったことではありませんが、ビングのカントリー
真面目な歌唱になっています
いつもの、軽やかな、聞きようによってはチョイとふざけたような感じは一切なし
30年代の歌唱スタイル?
⑤ すごくわかりやすい歌詞なんだけれども1カ所不明
I’ll be pining
Pine の現在分詞で「慕う」という意味なのか
⑥ でA面が終了
B面
⑦ ライナーには「懐かしのカウボーイ時代」として発売されたと昔の邦題を紹介
それを思うと、CD各曲のタイトルのなんと素っ気のないことか
いつからこんなタイトルにされちゃったのかな
⑧ タイトルのバッカルーはカウボーイ
カウボーイを夢見る男の子への子守唄
⑨ 1930年代後半の録音が続いていたのに
突然、1952年のアンドリュース・シスターズとの録音
急に奥行きのある録音に変わるのですごく違和感
歌は西部の砂漠で水を求めてさまよう死にかけ男の歌
姉妹のコーラスがシンキローのごとく♪ウォーターと揺らめいている
奥行の効果大の録音だけど
せめて、B面はこの時代の録音で固めるとか
まあ、レコード時代にそんな配慮されてもCD化されれば一緒だけど・・・
⑩ こちらも姉妹との1945年の録音
⑪ 1952年録音のこちらは、あまり記憶にない曲
コーラスのキャス・カウンティー・ボーイズはここでも登場
bingcrosmycd.hatenablog.com
⑫1945年の録音は、ディズニー映画 “ Melody Time “ からの1曲
知らない映画だけど、ちょっと見てみたい出演陣
後半4曲は音質的には合っているかな
オリジナルLPの発売は1956年(DL8210)
同じ趣向、同じ衣裳のLPも発売されているけれど
これは未CD化
CDのレーベル面はイイ感じに再現
紙ジャケも裏側を前面に折り返しと忠実に再現
青木先生ご存命の頃のCDはいい仕上がりですね
2004/12/22 タワレコオンライン