疲れた週末にはビングの聞き古してるくらいの定番曲がいい
けれども、あまり代わり映えしないのもなんだから
以前に買ってほったらかしにしてある未開封のベスト盤を
【EC】HORIZON RECORDS HZCD 1028
ⒸⓅ 2006
ジャケットは二つ折り4ページ
解説、録音データ等の記載は一切無し
見るからにやっつけジャケットのトホホ系
こちらのCDは、アマゾンの格安価格324円につられて買ったもの
アマゾンでのタイトルはスウィンギン・オン・マイ・スターと
なんらかのコダワリがあるのかと思っていたのに
到着したら
なんだ、フツーのタイトルやん
曲目リスト見ても、惹かれないね~
と、今まで放置
ほぼ2年越しに開封
おお!ライナーは二つ折り
期待して開けてみると
何の事は無い、ビングを拡大してるだけじゃないか~
いい加減なジャケットだなぁなんて思っていると
写ってる当のビングも、タキシードにソフト帽
本人もいい加減なんだから、イチイチ目くじら立てないでおこう
そもそも爆安だしね(前回もこんな展開だったような)
ジャケット裏は、CD裏面より少し詳しい
聞き慣れないイントロから始まる本品は
① ゴーイング・マイ・ウエイ
戦後の日本では楽譜も出ている位の人気曲(?)だが
CDのベスト盤に収録されている記憶がない
bingcrosmymovie.hatenablog.com
続く②「いつの日か君に」は3回の正規録音があるはずだが、あまり聞いたことのないバージョン
驚くべきトラックは、このCDのタイトルにもなっている④「星にスイング」
聞いててビックリ!拍手から始まるラジオ録音
掛け合いのところは映画のような雰囲気で、これは貴重だ!
ジャケット裏面を見るとデュエットしている曲には、ウィズ誰それとある
アンドリュース・シスターズとかサッチモとかね
⑦「モロッコへの道」にはその表記がない
いつも聞いてるボブ・ホープとの共演じゃなくて
求めていたビングのソロかと 期待したけど
いつものデュエット
⑧「聖メリーの鐘」もベスト盤に入っているのは珍しい
続く⑨は、ベスト盤のレギュラーメンバー
オマリー神父もので合計4曲
⑩ with表記無しだけど、アンドリュース・シスターズとのデュエット
⑪ ソラメンテ・ウナ・ベスもベスト盤には常連の曲
⑬ こちらもwith表記無しだけど、ジェーン・ワイマン、ジャック・ティーガーデンとのお馴染み「冷たき宵に」
⑭ ベスト版ではあまり聞かない『回転木馬』からの曲
⑮ ハンド・クラップにご機嫌なホーン隊は、ウディ・ハーマンとの1曲
⑯ 再度の衝撃
聞いたことないビングの語りのようなオープニングから一転
スピーディーなピストル・パッキン・ママ
バックを務めるのはアンドリュース・シスターズではなく
軽快な男性コーラス・グループ
このコーラス・グループはチャリオティアーズ?
いずれにせよ、これはイイ!
⑰ おそらく1930年代のオリジナル音源
⑱ 音源は他のベスト盤にもよく収録されている
最後だけはすごく短いフェイドアウトで終了している
この意図は不明
レーベル面は、ジャケットと同系統のレンガ色
透明トレイには何の印字も無し
久しぶりにツメが割れているケースに遭遇
以上、フィジカルとしてはトホホ系の極み
だけど、衝撃の2曲でこのCDの価値は計り知れない
ディスコグラフィーにも載ってない超掘り出しモン
でも、一応2曲が入ってるラジオ録音集も聴いておこう
あれ~?2曲ともここに入ってるやん
星にスイングはともかく
ピストル・ママは忘れようがないくらいゴキゲンなんだけどな~
と、名実ともにトホホ系に逆戻り
ですが、忘れていた名曲を思い出させてくれたイイCDではありました
2019/4/14 アマゾンから 324円