瓶具黒墨のCDは玉石混交

ビング・クロスビーのCDコレクションを整理を兼ねてアップしています

【CD】THE MUSIC OF IRVING BERLIN ~ スイング・ホテルを見た流れで聴いていたCD ~

30年前のオーストラリア旅行で購入したバーリンの作品集

25年前のオーストラリア再訪前の予習では行方不明になっていたもの

芽出度く出てきたので聴いておこう

このCD、ライナーどころか演者の名前もなし

今ならディスコグスあたりで瞭然!

かと思いきや

さにあらず、

未だに誰が歌っているか分からないままだ

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たぶん【ドイツ】ECLIPSE  EML26

Ⓒⓟも記載なし

ジャケットは1枚モノの片面

トレー裏も曲名のみ

まあ、作詞も作曲もバーリンなら書かなくてもいい?

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では、順に

 

① オープニングを飾るのはビンクロとアル・ジョルソンの掛け合いから始まる

お馴染みのアレクサンダーズ・ラグタイム・バンド

まず、デッカ録音で間違いなし

 

② 声を聞く限り、フレッド・アステア

歌詞にはゲイリー・クーパーが出てくるバージョン

だけど、バックがオーケストラなのでアステア・ストーリーではないはず

 

③ I've got my love to keep me warm

コーラスを従えて歌う男性ボーカル

この声、誰かわからない

 

動画を検索すると、ディーン・マーティンが1番最初に出てくるも

どうもディノじゃなさそう

ミルス・ブラザーズのデッカ録音?

 

④ All by myself

ずいぶん時代を感じさせる女性ボーカル

少しカマトト入っている

前奏間奏とソロ多し

ん?結構最近?

ボーカルは最後に爆発

この録音いいかも

 

⑤  There's no business like show business

聞いたことないけど、たぶんエセル・マーマン

『アニーよ銃をとれ』からの1曲は

完全歌詞本では、2番の途中から3番に移ってそれで終わっている

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⑥ anything you can do

続いても『アニーよ銃をとれ』

ビンクロ、アンドリュース・シスターズ、ディック・ヘイムズのお馴染みの録音

 

この贅沢なぜいたくな3組で前曲も録音している

 

⑦ これ誰?ジミー・デュランテ?

最後に拍手が入っているからラジオ録音?映画のサントラ?

 

⑧ 三鈴入りのホワイト・クリスマス

もちろん、ビンクロ、1947年盤

 

⑨ 誰~?の男性歌手

伸びやかな声でスウィングしまくっている

 

⑩ 邦題は「どうしたらいいの」

女性歌手が小粋にスイングしている

 

⑪ ヴァースからの劇的な歌唱

白人だろうけど

誰なんでしょう?

高音はよく伸びるし

最後のブレスもひたすらに長い

 

⑫ ブルー・スカイ

クセあり、でも気持ちよさそ~う

黒人の女性歌手で、さて誰?

 

⑬ 激しいドラミングから始まる激しいトップハット

アステアが映画で歌い踊った優雅さは皆無

 

ビッグバンドをバックに歌う白人男性

さて、誰?

 

⑭  三度、『アニーよ銃をとれ』から

ヴァ―スから歌われ、コーラス隊を相手に熱唱するのは4分強

モノラル録音はエセル・マーマン?

 

⑮ こちらも、『アニーよ銃をとれ』

映画に出ていたハワード・キール

いずれにせよ、この声を張る歌い方は好みではない

 

⑯ 〆は『アニーよ銃をとれ』メドレー 6分51秒

The girl that I marry

~ they say it's wonderful

~ my defenses are down



 

 

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メドレーを含めて『アニーよ銃をとれ』からの曲が5曲も入ってたので

この機会に映画を見ることに

ベティ・ハットンは、『ポーリンの冒険』を74分枠で見ただけで

好みじゃなかったので、今まで放置

今回も役柄と言えばそれまでだけど、

惹かれませんな~

 

まあ、エニシング・ユー・キャン・ドゥの字幕見て

ああ、こういうことを歌っていたのねと、今更ながらの発見ありで

良かった良かった

 

 

ビンクロも3曲録音

 

 

1993年2月26日 WOOLWORTH (ダーウィン
3.99豪ドル(約330円)