瓶具黒墨のCDは玉石混交

ビング・クロスビーのCDコレクションを整理を兼ねてアップしています

【CD】ようやく真打ち、スイングホテル THE BEST YEARS OF OUR LIVES THE MOST POPULAR SONGS OF 1942 PLUS A RADIO ADAPTATION OF MEMORABLE MOVIE HOLIDAY INN 

前座16曲を経て、ようやくお目当てのスイング・ホテル

【ENGLAND】SOUNDS OF YESTER YEAR    DSOY872

                        Ⓒⓟ2011

 

トラック⑰には、映画公開後にラジオドラマ化されたモノが丸々収録

1943年1月11日放送のスクリーン・ギルド・シアターで

ラジオドラマ化されたスイングホテル

コーラスのハッピー・ホリデイからスタート

続いてアナウンス

アナウンサーは Truman Bradley

彼がビンクロに話しかけて、ビンクロがストーリーを説明

そして、映画の順番通りに再現

 

① ジャケットでは I'd capture your heart となっている  I'll capture your heart

アステアの咳払いや口笛など

やけに再現されているなぁと思ったら、デッカ録音

確かに女性歌手は、マーガレット・レンハートとなっている

 

② 3分38秒あたりからレイジー

これもデッカ録音だけど、1番だけで切られてる

 

次にマージョリー・レイノルズと出会うシーンが再現

ラジオでのお相手はダイナ・ショア

そのままピアノだけで、③ホワイト・クリスマス

途中からはオーケストラも加わるも

このオーケストラの音が痩せてるような響きで残念

でも、ラストはビンクロとダイナがデュエット

貴重

 

④ 9分30秒あたりから Let's start the new year right

こちらはデッカ録音をフル収録

 

続いての⑤ハッピー・ホリデイは

ダイナ・ショアとのデュエット

ビンクロの歌い回しも所々違う

 

曲の後には長い拍手

その場で歌っている曲には、観客が反応している様子

 

この後、二日酔いで弱っているフレッド・アステアとのやりとり

声は違う。誰がやっているんだろうか?



オーケストラとコーラスで短くハッピー・ホリデー

編集されてる感じは、コマーシャル部分のカット?

 

⑥ Be careful it's my heart

デッカ録音の1番のみ

 

⑦ 20分53秒あたりから Easter parade

途中スキャットで展開するダイナ・ショアとの貴重なデュエット

 

⑧ サンクス・ギビング・デーのシーンが説明されて

ハウスキーパーとのやりとりが再現?

音の聞こえ方から、映画のシーンを挿入しているようにも聞こえる

 

⑨ そして、再びの White Christmas

女性の声で歌い出して、口笛がかぶさる

そしてデュエット、続いてコーラス

 

映画では、マージョリー・レイノルズが

泣き出してしまって、歌は完結しない

 

ライナーには明記されていないけど、

完結するのと大拍手で

ダイナ・ショアとのデュエット間違いなし

 

アナウンスが入って、余韻なく終了

 

ジャケットではビンクロ&アステア&ダイナのように見えるけど

ゲンバにはアステア不在

 

YouTubeにも音だけ(当たり前)がアップされている

この録音だと、ビンクロの紹介前に

「ラジオ・スクリーン・ギルド・シアター」のコメントあり

せっかくのフィジカルの方がコンプリートじゃないのか?

と、YouTubeを聞き進めていくと

なぜかホワイト・クリスマスがブッツリ切れる

おお、良かったCDとさらに進めると

カットされてそうなコマーシャルの前に

エイブラハムが!!!

何をしているんだ!

なぜ、前座の曲削って丸々収録しない!

と、せっかくのCDだけど大減点

 

2016/9/21 WOW HD(1,525)