瓶具黒墨のCDは玉石混交

ビング・クロスビーのCDコレクションを整理を兼ねてアップしています

【CD】ブルー・ハワイ ~こんどの紙ジャケはクリンク、より保存色の強いコッチも開封~

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【日本】オールデイズ・レコード ODR6427

    四つ折りの解説(中原太志) 歌詞なし

    八つ折りのレーベルカタログ

    1,500円(税抜)

    紙ジャケット仕様

 

記憶の限り、そのまんまコピーしたジャケットだけれど

実はビミョウに違う表面

CDサイズに合わせてスッキリさせてしまった裏面

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ここまで変えるのなら、ジャケットが裏面への折込みでも気にならない

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惹句は「ミスター・クルーナー」、21世紀ではこう呼ぶのか?

裏側の「雪降るクリスマスを演出するだけじゃない」って

直接的でない紹介文は好みです

その紹介文にある「スイート・レイラニ」と「ブルー・ハワイ」の2曲は

ボーナストラックとして音楽自叙伝の録音を収録

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ボーナストラック以外の12曲はこちらも一緒

音は気持ち悪さを感じないきっちりとしたモノラル録音

 

① 今回、久しぶりに映画『ワイキキの結婚』を見ると

「ブルー・ハワイ」はアレンジを変えて2回登場

冒頭、シャーリー・ロスが宿泊している(はずの)バンガローに向かって歌うソロ

ヨットの上で島中が歌っているから知っていると

シャーリー・ロスがビンクロに先導されて歌うシーンも

② すごくゆったりしたテンポで終わりまで
昔はこういったスローな曲が苦手だったのかもしれない

⑤ 最初は静かにオブリガートをつけていたスティールギターが

間奏では激しく鳴っている

 

レコードではB面になる⑦

独自の紙ジャケットを展開するオールデイズでは、表記を潔く7番に

でもそれなら「アバブ・ファイブ・レコーディング」じゃなくて

「アバブ・シックス・レコーディング」にすべき

と重箱スミ

 

⑪ トレードウインドは、貿易風と訳されてはいるが

そもそものトレードは、中世後半の英語では「経路」や「通り道」

決まった経路で吹く風のことを指すようだ


  
⑬⑭  アルバム『音楽自叙伝』からの録音

曲に入る前のアナウンスも収録されているので

アルバムの前の曲「黄金の雨」のコメントが入っている

オリジナル・アルバムでもここでの収録通りの流れなので

ここの曲間のコメントは自然 

ディスクはデッカレーベルを上手に模してます

後は、カタログ

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2017/12/15  HMV(1,620円定価)