瓶具黒墨のCDは玉石混交

ビング・クロスビーのCDコレクションを整理を兼ねてアップしています

【CD】 ホリデイ・イン・ヨーロッパ

 こちらは、日本のみでのCD

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【日本】
 MCAビクター MVCM-294(DL-4281)
   1993年3月24日発売
 ( )して62.10.15とあるのは、
  オリジナルの発売日かな?
 ホッチキス留めの16ページのライナー
 (ページ付番は10まで)
 解説は、青木啓(1993年1月)、歌詞
 ステレオ録音
 
 帯には誇らしげに
 「世界初CD化」の文字
 
 それから25年世界のどこでも
 CDになっていなかったんですね
 
 
 
この頃の日本の会社はこういう作品を結構出してくれてたのに、昨今は全然です
 
 
ディスクもデッカレーベルを再現するなど力が入ってます
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 スキャンするとちょっとピンボケ
 
ジャケ裏はこんな感じ
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ケース裏と基本は一緒
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 レコードでは、1~6がA面、残る6曲がB面
録音は、1961年5月8日に6曲(①②④⑥⑧⑫)
翌日の9日にも6曲(③⑤⑦⑨⑩⑪)
 
フランス・シャンソンが一番多く5曲(②⑦⑧⑩⑫)
次いでイタリア・カンツォーネ3曲(④⑨⑪)
後は1曲ずつ
ポルトガル・ファド(①)
ギリシア風(?)の③
スペイン⑤、ドイツ⑥と大陸周遊
(スペインやドイツでは歌のことなんて言うんだろう?
 シャンソンみたいな言い方ないのかな)
 
ビングのシャンソン趣味が反映されてる割合ですが
その内容もやっぱりイイ
楽し気な②
定番の⑧
⑩ではバンドネオンが哀愁を誘い
⑫の男前の声色でアルバム終了
 
青木先生の解説に「1960年の11月か12月ごろ、2,3曲録音したが、歌曲に対する理解が足りないと考え、レコーディングを中止。」とある
SEPIA のライナーで補完すると「1960年10月15日にロンドンで⑥⑫②⑧の4曲を録音したが・・・」となりますね
 
 
そのSEPIA盤とは、ずいぶん色目が違うので並べてみると
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右のSEPIA盤はなんだかベチャとした感じ
日本盤の方が輪郭などがはっきりしています
ただ、「STEREO」「MONO」の表記の関係か
上に詰まっている印象
DECCAマークも60年代だと矢印になっているんですね
 
 
1993年3月31日に三ノ宮の Harvest で購入と控えているので
定価の20%off で購入したはず
 
新規投稿は昨日までのようだったけど
できそうなので、途中で中断していたこの記事を最後に