瓶具黒墨のCDは玉石混交

ビング・クロスビーのCDコレクションを整理を兼ねてアップしています

【CD+DVD】 BING CROSBY THE CENTENNIAL ANTHOLOGY


【USA】 MASTER CLASSICS  MCS 8070-2

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今年2月15日にHMVにて購入 1,414円
ⓟ2006(CENTENNIALだから、2000年か2001年かと思ってた)

同じデザインの紙製スリップケース付
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ライナーは広げると5ページになる横長版
解説は ATHAN MAROULIS(2006.4.1)

CDには18曲、DVDには4つの短編を収録

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CDの18曲は全て1931年録音(ビクターとブランズウィックへの録音)
ただし、31年に録音した全てというわけではなく
有名なミルス・ブラザースとのダイナなんかは同年の録音だけど入っていません
同じトーンでまとめたかったのかな?

収録順も録音順というわけではなく、1年の間で行ったり来たり

まあ、最初の3曲に代表的なの集めたかったのかな
ビングのテーマ曲「いつの日か君に」でスタート、
「アイ・サレンダー・ディア」「苦しみを夢に隠して」と続く

あと、音の綺麗なのを前半に集めたのかも
この録音年で、オリジナルレーベルでもないのでメタル原盤からではなく板起こし
そのため、後半の⑫⑬⑭辺りはスクラッチがよく聞こえます

最後は、「グッナイト・スイートハート」で終了

こうやって1931年をまとめて聴くと
ビングにも「声を張って歌いあげる感じ」が多かったんだと実感


⑧の「いい娘を見つけた」場所 "FIVE AND TEN CENT STORE" って何?
と調べてみたら、均一ストア
あ~100均みたいな店なのね

net に出てた写真では、WOOLWORTH 
店名の下に FIVE & DIMEとありました
DIME は、「兄弟、10セントを貸してくれないか」でおなじみなので
調べなくても、DIME=TEN CENT はすぐ分かります


解説は詳細です
初耳なところでは

母親にボーカル・レッスンを勧められたけど、
レコード(もちろん78回転)から学ぶことに
特にアル・ジョルスンから影響を受ける

学生時代にドラムに興味を持って地元のバンド MUSICALADERS に加入
アル・リンカーと出会う
※ このアル・リンカーとミルドレッド・ベイリーの関係が姉なのか妹なのか
  今まで分からなかったんだけど、ここでも二人とも1907年生まれと生年が同じ

1930年代には、BING CROSBY,RUSS COLUMBO,RUDY VALLÉEが三羽烏
他にも AL BOWLY がいたんだけど
RUSS COLUMBO は、銃の事故で死亡
AL BOWLY も、ロンドンでドイツ軍の空爆で死亡
結局、シナトラ登場までビングが KING OF THE CROONERS に

他にも、そのシナトラやカウント・ベイシーがビングを称えるコメントなどがあり
ライナーは充実しています


が・・・
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なんでしょう???
33と1/3回転のステレオって!!!

LP板起こしの疑いが生まれます・・・


DVDについては改めて