瓶具黒墨のCDは玉石混交

ビング・クロスビーのCDコレクションを整理を兼ねてアップしています

【DVD】 上流社会 HIGH SOCIETY

【日本】ワーナーホームビデオ DL-50292

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発売は・・・

あっ、DVDって、発売日の記載がジャケットに無いんだ

ですが、封入されてたチラシには7月4日発売とあります

年が分からないんだけど、マトリックス・レボリューションが2003年11月ロードショーとあるから、2003年かな
(※ ディスクに©2003とありました)

DVDは購入記録付けてないので購入日不明

オビに初DVD化とあるから、期待してそんなに間を開けずに買ってるんだろうけど・・・










サントラを散々聴いてたら、映画見直したくなって
何回目かな?
高校の時に日本語で見た記憶があるから、1回目はテレビ
VHSビデオ買って字幕で見たのが2回目
このDVDも開封してたから見てるはずなんだけど、特典映像の記憶が全く無い
ということで、今回4回目(3回目かも)

最近は、日本語吹き替え(当時の声優の)で見たいなと思うんだけど
このDVDの音声は英語のみ
ただし、字幕は8か国!!!!!!!!
タイ語とかインドネシア語とか凄いことになってる
ドイツ語とかフランス語とかの方がメジャーだと思うけどリージョンコードの関係?

日本語は歌の翻訳も当たり前に出るんだけど、
歌詞見たいなと思って、歌のところで英語字幕にしても出ない
セリフは出るんだけどね


改めて内容ですが
本編112分、飽きることなく
楽しいです!

歌もサントラの順番通りで、あれだけの豪華メンバーのソロ&デュエットがいい塩梅に配置されてます。流石!


以下、今回見ていて気付いた点を

① 最初 'OVERTURE'という固定画面から始まるんだけど、サントラと違うな~って思ってると、メトロのライオンが吠えてからがサントラ1曲目。画面には、タイトル、キャストが順に出てきます。公開当時は、始まる前にこの音楽を流してたってこと?

② サントラ1曲目(=タイトル)終了から途切れることなく2曲目のカリプソに繋がりますが、ここのサッチモ、口の動きが全く合ってません

話飛びますが、ブルース・ブラザースでのアレサ・フランクリンも口と合わすのが無理だったとか。難しいもんなのね

③ 歌い終わって、ビングの豪邸に到着したサッチモ。執事に名前聞かれて、「サッチェル・マウス」と応えてます。サッチモはあくまで愛称、正式名称はサッチェル・マウスということでしょうか

④ ビングの役は、資産家にしてジュークボックス音楽(大衆音楽ってことかな)の作曲家。結構売れてるみたいだから、コール・ポーターそのまま!
『五線譜のラブレター』見るまで知らなかった

⑤ LITTLE ONEは、アカペラで始まってます
’HERE NOW'は、「いいぞ」って意味なのね

⑥ フランク・シナトラは雑誌記者役なんだけど、その雑誌は 'SPY MAGAZINE'

RHINOに'SPY MAGAZINE PRESENTS'ってコンピレーションのシリーズがあったから、実在する雑誌だと思い込んでた。実在する雑誌名を映画で使わないだろうから、映画の後からコンピレーションCDの間にできたのかしら

SPY MAGAZINE PRESENTS】
僕が持ってるのは3枚。以降、出ているのかは知らない
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⑦ グレース・ケリーの妹がママに、「ズボンの裾を下して」ってジーンズを注意されるんだけど、ロールアップしてるのはもちろん赤耳。この時代だと、ヴィンテージデニムは普通に現役なのよね

再び話飛びますが、白洲次郎が ”初めてジーンズを履いた日本人”って紹介されてた写真にも、ロールアップされた赤耳がありました

⑧ グレース・ケリーとシナトラがドライブに出かけるシーンがあって、ジャーマン・シルバーのメルセデス・ベンツSL。滅茶苦茶カッコいいね~

190SLか300SLか分からなかったんだけど、ネットで探すとすぐありますね
190SLとのこと。300SLの廉価版らしいけど、滅茶苦茶カッコいい(連呼)

⑨ WELL DID YOU EVAH?でのシナトラとビングの面白い掛け合い
ビングがBABABABA BUMとスキャットした後で
シナトラが 'Don't dig that kind of crooning chum'(その節回しはダメだ)と歌い
ビングが 'You must be one of the newer fellows'(まだ素人だな)と返す
先輩後輩として見ると面白いね

この部分、シナトラは歌ってるんだけどビングはセリフというか合いの手というか
そのためか、ビングのフレーズはサントラに入っていません
ただ、三具保夫氏のシナトラ・コンプリートを読んでるとモノラルのサントラには入っているようです(音源は未確認)

⑩ 父親の振りをしていた叔父さんが、「独身です」って明かす時に英語では 'available'

またまた話飛びますが、島田雅彦氏が婦人公論で書かれていた文章に
「自分はMBAです。Married but available(結婚してます、でも利用可能)」というのがあって、語呂合わせのためのavailableかなと思ってたんですが、こういう使い方アリなのね

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後は、特典映像

ずいぶん年とったセレステ・ホルムがインタビューに応えてます。その中から
・ 撮影は1955年12月から
・ シナトラは1回で終わらせるんだけど、ビングはもう1回いいかって感じで水と油の2人だったそうな。でも、ビングも1回タイプじゃないのかな。フレッド・アステアと共演した時、何十回とやり直す完璧主義のアステアに驚いてたというような話を読んだような・・・

予告編は、ビングとエド・サリバンが掛け合うので貴重です。ただし、ここだけ日本語字幕が出ないので意味不明

"MILLIONAIRE DROOPY"って、カートゥーンが1作付いてるけど
ただのミリオネア繋がり?当時併映してた?

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解説は無く、1枚片面のチャプターリスト
英語表記されてるのが歌ね

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こちらが、発売日の決め手のチラシ


【日本のSPY MAGAZINE】こじつけ・・・

昨日(9月22日)、加古川市民会館で荒俣先生の講演会があるというので、予習のつもりで引っ張り出してきた雑誌

あっ!SPYやんということで記念に
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