【USA】 CAPITOL 0254701190
フランク・シナトラの単独クリスマス・アルバム
でも、お目当ては抱き合わせのDVD
" HAPPY HOLIDAY WITH BING AND FRANK"
三具保夫氏の「シナトラ・コンプリート」を
読んでて、
えっ、こんなの出てたの!
ということで、慌てて探して・・・
タイミング良くタワーレコードで50%offの
クリアランスを発見(2,154円)
即購入、到着したのが2016年8月22日
さすがに季節外れで
最近ようやく開封した次第
ⓟⒸ2014
DVDにリージョンコードの表記はありませんが、おそらくフリー
CDとDVDの他には・・・
二つ折りの曲目リスト ↓↓↓
左半分は、CDの曲目リストで作詞作曲の表示がありますが
右半分のDVD分はそれがありません
違いは何なのかな
ジャケット裏はLPのモノ ↓↓↓
あと、シナトラ・ロンドンの
カタログ?カード?が
入ってました
で、DVDですが
お邪魔するという設定で、一応ドラマ仕立てではありますが、
やっぱり二人の番組、歌がメイン
クリスマス・ソングがふんだんにあります
それぞれソロで歌いあいっこする曲もありますが、
二人のデュエットが多く、本当に楽しめます
〆のホワイト・クリスマスはビングのソロかと思いきや
シナトラも絡んでの大団円
充実した30分弱
ちなみに、ビングが持参したクリスマス・プレゼントは
自分のLP "A CHRISTMAS SING WITH BING AROUND THE WORLD"でした
これ、発売は1年前だけど・・・
三具保夫氏の2007年刊行の「シナトラ」を読んでいると
このTVスペシャルの記述がありました(215頁)
ビングとシナトラの考えが違って、デュエット録音はややこしかったようです
曰く、ビングがスタジオで吹き込み、シナトラはビングの歌声を聴きながら
歌って映像と一緒に録音したそうです
その後、二人の歌をミックス、ネルソン・リドル指揮のオーケストラが伴奏を
かぶせるという何とも手の込んだ作り
なのでビングは口パク
そう思って見てると、⑩は合ってないな~
でも、③は飲みながら&笑いながら歌ってるんだけど
これ、合わせるのタイヘンそう
放映は白黒だったようですが、DVDはオリジナルの35mmからのカラー版
90分番組だったようですが、あとの60分は想像つかないな
個人的には30分で十分
H28.12.20追記
DVDをオーディオ・コメンタリーで見てみました
が、字幕も無い英語なので全く歯が立ちません
番組プロデューサー、ピアノ担当、ギター担当の3人が、
「誰それコメントします」って感じで30分弱話してます
三具氏指摘の箇所は、ビングとシナトラがフルーツポンチを飲むシーンで
ビングはプレ・レコーディッド
シナトラはライブ
って感じで何とか聞き取れた程度
【CD】本編のアルバムについて
1957年(上流社会の翌年ね)のキャピトル録音
この時期のシナトラが悪いはずありません
LPライナーにもあるように
J・I・N・G・L・E とコーラスで始まるポピュラー・サイド A面(6曲目まで)
CDだと7曲目からになる荘厳なトラッド・サイド B面
ボーナス・トラックなしのストレート・リイシュー
簡潔で美しい とは思いますが、
クリスマス・ソングは、声質とかの好みで
やはりビング・クロスビーが愛聴盤