瓶具黒墨のCDは玉石混交

ビング・クロスビーのCDコレクションを整理を兼ねてアップしています

【CD+DVD】 a Jolly Christmas from frank Sinatra 目当てはおまけのDVD

【USA】 CAPITOL  0254701190
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フランク・シナトラの単独クリスマス・アルバム
でも、お目当ては抱き合わせのDVD

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 1957年12月20日オンエアのTVスペシャ
 " HAPPY HOLIDAY WITH BING AND FRANK"
  
   三具保夫氏の「シナトラ・コンプリート」を
 読んでて、
 えっ、こんなの出てたの!
 ということで、慌てて探して・・・

 タイミング良くタワーレコードで50%offの
 クリアランスを発見(2,154円)
 即購入、到着したのが2016年8月22日
 
 さすがに季節外れで
 最近ようやく開封した次第

ⓟⒸ2014
DVDにリージョンコードの表記はありませんが、おそらくフリー
CDとDVDの他には・・・

二つ折りの曲目リスト ↓↓↓
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左半分は、CDの曲目リストで作詞作曲の表示がありますが
右半分のDVD分はそれがありません
違いは何なのかな

ジャケット裏はLPのモノ ↓↓↓
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 あと、シナトラ・ロンドンの
 カタログ?カード?が
 入ってました











で、DVDですが 
お邪魔するという設定で、一応ドラマ仕立てではありますが、
やっぱり二人の番組、歌がメイン
クリスマス・ソングがふんだんにあります

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それぞれソロで歌いあいっこする曲もありますが、
二人のデュエットが多く、本当に楽しめます
〆のホワイト・クリスマスはビングのソロかと思いきや
シナトラも絡んでの大団円
充実した30分弱

ちなみに、ビングが持参したクリスマス・プレゼントは
自分のLP "A CHRISTMAS SING WITH BING AROUND THE WORLD"でした
これ、発売は1年前だけど・・・



三具保夫氏の2007年刊行の「シナトラ」を読んでいると
このTVスペシャルの記述がありました(215頁)

ビングとシナトラの考えが違って、デュエット録音はややこしかったようです
曰く、ビングがスタジオで吹き込み、シナトラはビングの歌声を聴きながら
歌って映像と一緒に録音したそうです
その後、二人の歌をミックス、ネルソン・リドル指揮のオーケストラが伴奏を
かぶせるという何とも手の込んだ作り

なのでビングは口パク
そう思って見てると、⑩は合ってないな~
でも、③は飲みながら&笑いながら歌ってるんだけど
これ、合わせるのタイヘンそう

放映は白黒だったようですが、DVDはオリジナルの35mmからのカラー版
90分番組だったようですが、あとの60分は想像つかないな
個人的には30分で十分



H28.12.20追記
DVDをオーディオ・コメンタリーで見てみました
が、字幕も無い英語なので全く歯が立ちません

番組プロデューサー、ピアノ担当、ギター担当の3人が、
「誰それコメントします」って感じで30分弱話してます

三具氏指摘の箇所は、ビングとシナトラがフルーツポンチを飲むシーンで
ビングはプレ・レコーディッド
シナトラはライブ
って感じで何とか聞き取れた程度

【CD】本編のアルバムについて

1957年(上流社会の翌年ね)のキャピトル録音
この時期のシナトラが悪いはずありません
LPライナーにもあるように
J・I・N・G・L・E とコーラスで始まるポピュラー・サイド A面(6曲目まで)
CDだと7曲目からになる荘厳なトラッド・サイド B面

ボーナス・トラックなしのストレート・リイシュー
簡潔で美しい とは思いますが、
クリスマス・ソングは、声質とかの好みで
やはりビング・クロスビーが愛聴盤