瓶具黒墨のCDは玉石混交

ビング・クロスビーのCDコレクションを整理を兼ねてアップしています

【CD】『隔週刊CDつきマガジン JAZZ VOCAL COLLECTION ㉜ コール・ポーター セレクション』

小学館サライが出している「CD付きの雑誌」とも言うべき本屋で売っているモノ

ビンクロの単体は購入したけれど、さすがに嵩張るから他のものは買っていない

メルカリで安く出ていてスルーしていたら

どんどん安くなったので購入したもの

bingcrosmycd.hatenablog.com

 

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【日本】 小学館 4910320410877
 2017年7月18日発売 (雑誌としては「8/1号」)
   定価:1,200円+税

 

ビンクロの聞き覚えのない曲が収録されていたことが購入理由

 

この号も、中のブックレットは英字でオシャレに

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CDのジャケットは、歌手の写真メインに

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少し前に聞こうと思って箱を出してきたところ中のCDが行方不明

この度出てきたのでしっかり聞いてみることに

とは言え10曲27分台

 

表紙を見るとビンクロとロージーのデュエットのように見えるけれど

2人はオープニングとエンディングに振り分けられている

ソロ曲が2曲

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① ロージーはコンコード時代の録音(1982年)

バックがジャズメンなので間奏ソロも充実

これ聞くとコンコード時代のロージーも欲しくなる

 

② ペギー・リーは1959年のラテン

彼女の声だけ真ん中のバックはきれいに分かれているステレオ

bingcrosmy.hatenablog.com

ご機嫌なアルバムなのに、この曲は記憶にない

③ 1958年の録音

フレッド・アステアの映画『絹の靴下』から
ジェリー・マリガンアート・ファーマーのソロもいい


④ 1959年録音

ビリー・メイお馴染みの煽り立てるような編曲

 

⑤ 最初に拍手が入っているところを聞くとライブ録音なのか

でもそれ以外はライブを感じさせない

ジュリーが抑えて歌うときの、右から聞こえてくるギターがいい

 

⑥ メリー・マーティンがダダダダダダダディと激しく歌うイメージの1曲

エラ・フィッツジェラルドがピアノひとつで歌うと違う曲


⑦ 続くサラ・ヴォーン

イントロからアカペラで歌うので

エラの上を行くシンプルスタイルかと思いきや

その後はカウント・ベイシー・オーケストラと

畳み掛けるような歌唱


⑧ シナトラのイメージが強い「君にこそ心ときめく」はサッチモの録音

エラとの共演番に入っていたんですね

4枚組に入っているからかこの録音はあまり記憶無し

別テイクも満載なのに・・・

サッチモのソロで、トランペットもなし

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⑨ オープニングから激しくSwing

終わるまで一貫してコレ

バンドの音が団子になって飛び込んでくる

これは聞き慣れたナット・キング・コールのアルバム収録曲

 

⑩ 最後に穏やかに締めくくられるのがビンクロのシングル曲

タイトル聞いたときに全く思い浮かばずに購入を決めたのは

穏やか過ぎて記憶に残らないか

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収録の10曲には含まれていないけど、『上流社会』の紹介がハミダシに

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2022/12/28 メルカリ(320)