瓶具黒墨のCDは玉石混交

ビング・クロスビーのCDコレクションを整理を兼ねてアップしています

【CD】ホワイト・クリスマス(2004年・紙ジャケット盤)

f:id:derbinglejp:20211216211847j:image

前回の2021年盤とほぼ同じジャケットだけれど

こちらはジャケットだけをアメリカ盤に合わせただけでなく

収録曲数、収録順もアメリカのレコードに合わせた紙ジャケット仕様

このため左肩にはレコードの品番「DL 8128」の表記もある

右下には「 Printed in U.S.A. 」とあるけど、これはOKなのかな?

f:id:derbinglejp:20211216211855j:image

背表紙にも番号

 

f:id:derbinglejp:20211216211933j:image

裏の右下にようやく細~い字で日本の品番

 

改めて

【日本】ユニバーサル・ミュージック株式会社 UCCC-9082

    2004年11月26日発売

    定価 2,345円 (本体 2,233)

    六つ折りのライナーには、解説(青木啓)、英文解説の和訳、歌詞

 

f:id:derbinglejp:20211216211914j:image

アメリカ・レコード仕様なので

ホワイト・クリスマスではなく、きよしこの夜が1曲目

やっぱり1曲目が違うと全然違った印象

レコード時代も含めて、日本でこの曲が1曲目なのは初めてじゃないかな

 

② 前回のCDと同様にこのCDでも40秒の手前で少し引っかかるところがあるが

前回ほどではない

 

④もチリチリ音が少ないように聞こえるので、音源が違うのかもしれない

次の⑤は日本盤に入っていないしね

 

⑤ 讃美歌第198番

 

⑥までが、レコードのA面に当たる6曲

讃美歌やキャロルといった静かな曲調の歌が並んでいます

 

次の⑦からは、きらびやかで楽しい曲が並ぶB面

 

⑧ オリジナルはボブ・ホープとマリリン・マックスウェル

二人が共演する映画『腰抜けペテン師』からの1曲

解説は、『レモン・ドロップ・キッド』と原題だと思ったら

未公開?

曲は、映画がオリジナルだったんですね

 今年映画を見るまで解説のここの部分は読み飛ばしていました

(改めて1986年盤見ると、タイトルは「シルバー・ベル」と単数扱い)

 

マリリン・マックスウエルはビングのラジオ・シヨウで準レギュラー扱いで出演

この二人のデュエットも残しておいて欲しかったところ

 

代わりと言ってはなんですが、ボブ・ホープと奥様のデュエットはココに

 

 

 

オリジナル・レコードの裏面には無記名の解説あり

その解説をCDサイズに縮小しているもんだからシルバーアイでは読めない

ライナーには翻訳掲載と非常にありがたい

でも、映画の解説のくだりでは間違いが散見

『わが道を往く』のひらがな表記はともかく

神父の自伝映画としてしまうとノンフィクション

もしくは本当に実在したような人物に読めてしまう

『ウェルカム・ストレンジャー』は邦題『楽し我が道』

ジェーンではなくジョーン・フォンテーンとの共演は『皇帝円舞曲』のみ

『リトル・ボーイ・ロスト』は邦題『失われた少年』

映画の製作は1953年

同じ監督の『喝采』は1954年

CDにはレコードがⓅ1952となっているんだけれど

この二つの映画への言及があるからたぶん間違い

 

f:id:derbinglejp:20211216211953j:image

帯には長文の惹句が踊っています

そうですね「これ1枚あれば、毎年のクリスマス」で使えますね

何枚も必要はありません・・・・

 

f:id:derbinglejp:20211216211959j:plain

 

2004/12/04 タワレコオンライン(2,345円)