瓶具黒墨のCDは玉石混交

ビング・クロスビーのCDコレクションを整理を兼ねてアップしています

【CD】ビング・クロスビー・ゴールデン・ヒット20

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【日本】テイチク株式会社 30CP-212
      発売はO・11・21 となっているが1987年

    定価 3,000円(消費税無し)

    20ページのホッチキス留めライナー

    歌詞、解説(浅井英雄氏)

ビング・クロスビーの日本盤CDの4枚目に当たるモノ

ただし、フル・アルバムかつ大手レコード会社からの発売でカウント

 

ちなみに1枚目

2、3枚目は同時発売


と、30年近く前のCDだけど

先日のイッツ・マジックの2枚目にダブり曲が多く収められていたので

じっくり聴いてみた次第 


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CDが出始めの頃のモノだけに、ライナー裏にはCDの音の良さが強調されている

ただし、このCDに限っては、音質はひどい

当時のCDは、針がレコードを擦るチリチリパチパチといったノイズが出ないことが「売り」だったけど

一部、盤起しがあるようで、盛大なチリチリものも収録

キレイな音を期待して買っているのに、これにはガッカリ

悲しかったな~

なのに、収録曲はすごく覚えているのでこのヒドイ音質でもずっと聞いていたんだろう

なにせ、4枚目だからね

 

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帯の謳い文句は「鍛冶屋のブルース」から「ジプシーのバイオリン」まで

と、あたかもこの2曲が大ヒット曲のような記述

が、このCD以外では聞かない

確かに1曲目に配され、鎚打つ音と共に始まる「鍛冶屋のブルース」

哀愁を帯びたバイオリンが記憶に残る「ジプシーのバイオリン」は

容易に思い出すことができる曲だが、帯に謳うほどの曲ではない

 

では、他のどの曲が帯にふさわしいのかと言われても出てこない

それほどまでにビングを代表するような曲が収録されていない20曲

好意的に見れば、あくまで、好意的に見ればと仮定しての話だけど

ここでしか聞けないレア曲が20曲も入っている優れたCDとも言える

 

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①前述のとおり、鍛冶屋の叩く鎚の音とともに始まる

こちらも、あくまで好意的にみれば

オープニングに相応しい選曲

 

②  come what may

どんなことがあってもと言う意味らしい

 

③ 曲はご機嫌で楽しいんだけれども、えらい音が悪い

盛大なチリチリノイズが大爆発

 

④もチリチリ

  

⑥⑦ ボブ・メレルの作、調子良き曲

 

⑧ なんか違うと思っていると

歌詞と解説は⑬の「プリーズ・ミスター・サン」と入れ替わっている

 

R3.11.20 追記

このCDの元ネタであるレコードを出品されている人の写真で確認

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レコード時代にお詫び文を封入してたら

再発時には直さなきゃ

封入してた小さい紙はどっかいっちゃう?

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

⑨ 南太平洋からの曲だが、これもあまり良くない音質

ジョー・スタッフォードのコッチが良い 

 

⑩⑪ これは解説じゃなくて感想だな~

そして音は最悪

どうしてこんなに音質に違いがあるのかとディスコグラフィーを当たってみると

録音に10年の開きがあるようだ

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⑫ この邦題はスゴイ!

まるでジャイアンの逆を行く発想

蛇に睨まれた蛙ならぬジャイアンに睨まれたのび太が言ってしまったかのようだ

 

⑰ ライナーでは『ショウほど素敵な商売はない紹介』が紹介されてるが

イースター・パレード』でフレッド・アステアジュディ・ガーランドが歌い踊ったシーンが記憶に鮮明

 

⑲ イントロから賑やかご機嫌なディキシーランド・スタイル

 

レーベル面も初期の感じ

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発売から10日後の1987年12月1日に定価で購入(加古川ミヤコ)

 

 

R4.6月追記

カセットテープが出品されていたので拝借

 

O・10・21 は、CDの1カ月前の発売?