瓶具黒墨のCDは玉石混交

ビング・クロスビーのCDコレクションを整理を兼ねてアップしています

【CD】 CBS RADIO 1943/1944

【ENGLAND】NEWSOUND  NFM007
                    ⓟ&Ⓒ 2002
       ホッチキス留めの8ページのライナー(無記名)

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2002年発売のラジオ録音集
いつでも買えるかなと後回しにしていると、日本では買えないことに

他の方のブログを見てると、これは”買い”っぽい
eBay で未開封品が buy it now で出ていたので10月8日に落札
2018年10月22日到着
商品は8.04カナダドル、送料3カナダドル
日本円で1,013円。まあ、納得価格

さて、内容はというと
タイトル通り1943年44年の戦時中のラジオ録音
厳密には、1945年のものも3曲(④⑫⑯)あり
並びは録音順ではなく
我が道を往くの2曲から始まり
季節モノのクリスマス2曲で終了

こうやってクリスマスものを最後に固めてもらうのは嬉しい
季節外れの時は、今日は終わりにしようってのが非常にしやすい

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順に見ていくと、⑥は初めて聴くもの
ルイ・ジョーダンとの⑨は、コーラスグループのチャリオティアーズと
アンドリュース・シスターズとの⑫も、同じ男声コーラスで聞くと新鮮
⑬のオープニングは何でしょう?ヴァ―スなのか?パロディでメドレー?
何にしても楽しい仕上がり
続く⑭もボブ・ホープとのいつも通りの掛け合いデュエット(でも、1分ない)
⑮は ’君を想って枕にキスする’ といった歌詞も出てきて、昔からなんだな~
⑯では、モノマネ鳥の鳴き声を楽器で模写
ロジャース&ハートの㉑は、舞台で使われてたものが1948年の映画”Words and Music" に
㉔は、♪You can count on me の歌詞

ライナーを見てみると
恐慌、世界大戦を通してビングは "American Everyman"
ラジオ番組は、1931年9月2日から1962年秋まで
クラフト食品提供は、1935年12月5日からは1時間番組
1943年1月からは半分に
テレビにお金が流れていくようになると
ビングのような高額の出演者は難しくなっていき1954年5月30に終了
とある

このCD、全体的に、拍手とか観客の笑い声が入っている録音が少ない印象
このため、途切れる感じなく通して聴ける
戦時中なのに楽しい曲調が多いのは、選曲に寄るものなのかな