瓶具黒墨のCDは玉石混交

ビング・クロスビーのCDコレクションを整理を兼ねてアップしています

【CD】ハリウッド玉手箱 DISC.2 ~充実しすぎで、しっかり聴くにはヒマがかかる~

f:id:derbinglejp:20220528112344j:image

1枚目は、今月アタマだ

 

 

① マナクーラの月

聞いたことのある曲調だと思いきや

バックはビンクロでもお馴染みのディック・マッキンタイヤ

 

② 「歩み寄る恋」はガーシュインの有名曲だけど

歌手は聞いたことのないケニー・ベイカー

個人的には何の特徴もない歌手・歌い方

 

収録3分の1を過ぎてようやく1939年の「虹の彼方に」③

 

④ 「裏部屋の男たち」

NHK「ドキュメンタリー カラーで蘇るハリウッド」に

この歌をハリウッド・キャンティーンで歌うシーンが挿入

その映像には、CDの解説通りの

マレーネが自分の喉に手を当てて声を震わせるシーンあり

 

⑤ 前後の曲とは不似合なくらいしっとりと歌いあげられるのは

ディズニー映画『ピノキオ』の主題歌「星に願いを」

 

カルメンミランダが歌う「サウス・アメリカン・ウェイ」

この曲は次に出てくるアンドリュース・シスターズも歌っている

⑧ 「アイヤイヤイヤイヤイ」と、この辺りラテンゾーン

 

⑨ 「愛のロマンス」スペイン語で歌詞の掲載なし

聞き覚えのあるフレーズ「禁じられた遊び」は

古いスペイン民謡の「ロマンス・ダモール」とのこと

 

⑩ 「給仕とポーターとメイド」はビンクロ・ベストでもお馴染み

まあ、普通に楽しい1曲

 

⑪ 「ドリーム・ダンシング」は、レコードには入っていなかったもの

アステアの『踊る結婚式』からの1曲

 

⑬ 「フォー・ミー・アンド・マイ・ガル」

ジーン・ケリーはデュエットと言うよりも

ジュディ・ガーランドにつられて歌っている感じ

さすがに歌では分が悪い?

 

⑭ 「モロッコへの道」と言えばこの二重唱

 

ここでは、早口の掛け合いも歌詞に

これは、ありがたい

 

⑮ 劇的な旋律の「タンジェリン」

ボブ・エヴァリーと言う聞いたことのない男性歌手のソロに続いて

ジミー・ドーシーのアルトサックス

バンドの専属歌手だったヘレン・オコンネルに続く流れ

 

⑯⑰⑱ と、『晴れて今宵は』の挿入曲3連発

全てフレッド・アステア

アステア・ストーリーに入っていない曲は、はっきり言って覚えてない

こうやって収録してくれるとすごく得した気分

 

⑲ ドゥリー・ウィルソンの「時の過ぎゆくままに」

この録音、声が揺れてて気持ち悪い

 

⑳ 季節的には違和感ありありだけれど

絶対に外せない「ホワイト・クリスマス」は後年の再録音

 

㉑ 「アイル・キャプチャー・ユア・ハート」は、ビンクロとアステアのデュエット

2人が歌う

だから、楽しくならないはずがない

でも、CDからの収録だからか

歌詞が無いのが残念

途中、歌と踊りの2人のパートが入れ替わるところがあるんだけれども

音楽だけを聞いているとわからなくて

映画を見て初めて気づいた次第

 

㉒ 「誰がために鐘は鳴る

作曲演奏ともにビクター・ヤング

おお、自作自演だ

 

㉔ ジミー・デュランテの歌詞って初めて見るかも

叫んでいるだけかと思ったけれど、歌詞あるんですね

 

㉕ オルガン演奏だけの「ミネトンカの湖畔にて」を挟んで

 

『我が道を往く』の2曲㉖㉗で幕 

 

三宝背ケースから出てくるのは、表裏ともに同じデザインのCD

 

シールドの上にシールがあるだけの帯無し

まあ、商品棚に並んでも良く分かる題字