昨日のブログで、映画『ホワイトクリスマス』のプログラムの裏にある広告は
時期的にも間違いではないと言う判断を下したが
それは「ホワイト・クリスマス」と「ジングル・ベル」のカップリングの2曲のみについて言えること
他の4曲はどうなんだろう?
本当は映画公開時のレコード月報があれば確実にわかるんだけれども、
そんなに都合よくコンプリートしているわけではない
これは『バリ島珍道中』が表紙になっているため購入したもの
バリ島珍道中の日本公開は、1953年12月25日
と、ちょうどホワイト・クリスマスの1年前
月報には何年何月と言う表示は無いが、クリスマスレコードを推しているところから
映画公開の年末に発行されたものでしょう
さて、リストアップされている新譜は10枚
表紙にもなってるバリ島珍道中からの曲が最初
2枚分4曲にはペギー・リーのソロ曲も含まれている
最後にはクリスマスレコードとして
エセル・スミスとサッチモのレコードが新譜として出ている
旧譜は「デッカ・ベスト・セラーズ」と題されたリストには
ビング・クロスビーのクリスマスレコードが3枚
DE-70、71、72の3枚には、プログラム広告の6曲が収録されている
「ホワイトクリスマス&ジングル・ベル」の他に
「きよしこの夜&アヴェ・マリア」のドーナッツ盤は発売されていたようだが
「サンタクロス&アデステ」は出てこない
ドーナッツ盤にする予定が何らかの事情で変わったのだろうか?
他の旧譜を見ていると
「遥かなる山の呼び声」の邦題でお馴染みの『シェーン』の主題歌が
そのまま「シェーン」になっている
シェーンの公開は1953年10月20日
公開直後はこの題名?
SPレーベルをネット検索しても同じタイトル
2017/8/22 ヤフオク(480・82)