瓶具黒墨のCDは玉石混交

ビング・クロスビーのCDコレクションを整理を兼ねてアップしています

( 2月16日到着)はじめてのメルカリ、これでミルスの虎よ〜が聞ける

ヤフオクはずっとしてきたけれどもメルカリは見てるだけ

このたび入会ポイントに惹かれてアプリをダウンロード

ここで500ポイントゲット

ダウンロードから24時間以内に出品すると1点につき200ポイント、上限は1000ポイント

取り急ぎ5点出品して合計1500ポイントゲット

ビング・クロスビーの未開封ベストを狙っていたけれどもソールドに

そのままにしていると1000ポイントの期限が残り1週間との通知

 

そこで未開封のこちらを購入

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昔LPレコードを買ったときは5枚組75曲入りで7500円

当時は1曲100円が安いなぁなんて思ったけれども

今から思えば隔世の感

今回はポイントを使って自分が出したお金はたったの350円

安過ぎる!

 

ここにはミルス・ブラザースのタイガー・ラグが入っている

先日のラッキーレコード月報の謳い文句は購入の決め手 

bingcrosmycd.hatenablog.com

 

 

出品者は再発盤もお持ちだったようで最初は違ったものが到着

連絡をして購入したものに取り替えてもらった次第

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取り替えてもらった方には「豪華ブックレット」の文字がない

(2月15日到着)Amazon Primeで無料の映画『腰抜けペテン師』を見る〜歌うマリリン・マックスウェルを初めて見る〜マーケットプレイスでCDを買う➡︎思うツボなのか

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タイトルの通り

 

ビング・クロスビーとのデュエットが何曲か入っているので以前からチェック

ただし、日本では買えない

腰抜けペテン師ではボブ・ホープとシルバー・ベルズをデュエット

見ると欲しくなる

レーベルはコレクターズ・チョイス

送料込みで2000円なら仕方がないか

 2月6日に発注

ドイツからの到着予定は2か月前後先だったけど

本日到着

 

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【ミュージックシート】真実の愛

先日紹介したボタンとリボンと一緒に買ったミュージックシートを 


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こちらも、オーストラリア・シドニーの出版

大元のニューヨークの出版社が違うためか、ボタンとリボンとは違う出版社

左下の映画からの一覧を見ると

「百万長者になるよりは」と「ほんとうですか」が抜けてますね

全体的には、赤黒の2色刷りだけど

グレース・ケリーは赤いドレスにして華やかさを演出

こういうの好きです

 

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左下を注視するとコピーライトが1955と1956

1955は unpub となっているから未出版?

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音源はもちろん『上流社会』のサントラに

 

愛娘ナンシーもソロでカバー

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10枚目のシングルで「ピンクのキッス」(なんちゅう邦題でしょう!)とカップリング

TRUE LOVE の邦題は、そのままトル―・ラブ

 

エルトンはキキ・ディーとデュエット

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盛り上がりすぎて

凪いている海の船の上で静かに歌うような映画のイメージとはかけ離れている

 

 

(1月26日到着)【レコード新譜月報】ラッキーレコード(昭和10年5月)

昭和10年(1935年)の新譜案内

ヤフオクに出品されるも、他の月は無くコレ1点

それなりのウオッチ数あるも、スタート価格で落札

表紙はミルスブラザーズ単体だけど

裏表紙には、ビングとミルスのダイナの広告

コレはど真ん中!

チョットは張り込む積りだったので

久しぶりに嬉しい落札だ

 

モノは、ホッチキス留めの12ページ+表紙

戦前モノなので右から左への表記


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ウヰスキーの使い方しか馴染みがないのでブランスウヰックとなるのかと思いきや

「ヰ」はこれだけなんですね

お、小さい「ッ」は使ってたんだ

英語は BROTHER で止まっているように見えますが、折り返した裏面に S があります

 

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表紙の裏面には、知らないグレース・ムーア

伴奏は、男性コーラスではなく、メールコーラス

 

定価表

全部10インチなのに、赤、紫、黒、青と安くなっていって

青だと赤の半値じゃないか

 

ご注意

SP=78回転と思ってますが

一分間78回転とわざわざ断り書きがあるから違う回転数もあったんですね

 

左ページにいくと

ミルスの新譜案内「タイガー・ラッグ」

お目当ての「ダイナ」は先月発売

ならば、4月の新譜案内もぜひとも欲しいところ

 

1ページを超える紹介では、現在では差別用語になっている表現も見られますが

簡潔に、また、聴いてみたいと思わせる(購買意欲)ような文句が溢れています

タイガー・ラッグは、「スーザフォンの模倣音と「虎よ」と叫ぶトリオがフルスピードで追っかけ合うあたり、全く胸のすくような快演です」なんて、書かれたら

これは聴かずにおれるまい

昔買った5枚組LPに入っていたはずだけど、CDにはない

30年前の記憶でも、確かにスピード感溢れる演奏だった

 

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次ページにはビングの新譜も

小粋な邦題だけど、A面はともかくB面は分からないぞ

肩を抱きしめ:SNUGGLED ON YOUR SHOULDER

君を得て胸は高鳴る:I FOUND YOU

B面は映画『わが胸は高鳴る』の曲かと思ったけど・・・

bingcrosmymovie.hatenablog.com

映画の方も、昭和10年8月には公開されているようなので

どちらともなく便乗ネーミングなのかもしれませんね

 

しかしこちらのレコードも「ヘレンクロフォードが眞白な指先に情熱をこめて奏し出すパイプオーガンが・・・・」といった具合に過剰なまでに詩的に表現されています

オモシロイな~

 

左ページのエリントンも、文字起こしまではしませんがイイですね~

 

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こちらでは、5月新譜を一覧に

同じミルスでも値段が違うのが良く分かりません

ビング・クロスビー独唱のレコードは「流行歌」

 

次ページからは既発売目録

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あれ、欠番?

ジャンル毎に掲載されているため、番号が飛んでいます

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最後は、何故か左から右読みに

何故だ~?

ビングのレコードは3枚

全て「流行歌」

でも値段は違って1円20銭と1円50銭

ミルスとのダイナは2円

何故だ~?

 

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裏表紙には、その2円のダイナ

「このダイナを聞かないでダイナを知っているとは云えないデス!」

と、時空を超えた半沢直樹のようなデス使いデス

 

閑話休題、この表現だと、ダイナもどきが溢れかえってそうデス

 

ビング&ミルスの録音は1931年12月16日

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録音から、この月報まで4年半

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昭和14年9月の「ダイナ競走曲」では

「さてみんさん、なつかしのメロディ、ダイナです」と歌っています

「なつかし」というからには、これ以前にも・・・

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この4枚組の3枚目には、日本版ダイナ10連発という執念すら感じる収録

でも、すべて昭和10年前後

じゃあ、機運が熟成、いよいよ真打ち登場って感じだったのかな

 

印刷:昭和10年4月10日

発行:昭和10年4月15日

 

このようなレコードの新譜月報を入手したのは今回初めて

これは、映画のプログラムよりオモシロイかも!

 

ヤフオク(800・140)

 

【参考文献】

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英題の確認は西島経雄氏の記述から

このような資料性の高いものを一過性の雑誌だけに載せてあるのは文化的損失だと思うな

 

【ミュージックシート】ボタンとリボン

晦日に届いたイッツ・マジックに入っていた盟友ボブ・ホープの「ボタンとリボン」を聴いた流れで・・・ 


2年前のオーストラリア旅行、 セコハンの雑貨屋ブースが集まっているビルで購入

あの時も、中国の旧正月だったからちょうど2年前

旅行日記を見てみると、2月9日に購入

ひとつ3ドル、ふたつで5ドル


 マーケットを調べてみると、まだ健在のよう

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想い出の品だけど、キッチリ見たいと思いながら、もう2年

ビングのバッテンボーを聴いたのを

ちょうどいいタイミングとして

じっくり見てみよう(とはいっても短いけどね)

 f:id:derbinglejp:20210206092941j:plain出版社はオーストラリア・シドニー

旅行の記念には最適

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二つ折りの4ページもの

左下には著作権の表示、ニューヨークのフェイマス・ミュージック・コーポレーション

スティアリング音楽出版は、オーストラリアとニュージーランド限定とされている 

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裏面の左下に、オーストラリアで印刷とある程度で

特段、おおお!というようなことは書かれていない

 

これだけ見るとボブ・ホープが歌っているように見えるけど

「ボタンとリボン」と言えばダイナ・ショア

でも、彼女のアルバムは1枚も持っていない

現行で買えるものはないのかと調べると

「バッテンボー」と親しまれるだけの事はある

日本語に訳された歌もいろいろヒット

その中でこのグループは何!?

ゴールデンハーフ 

ゴールデン・ハーフ ボタンとリボン 1971 / Button sand Bows - YouTube

拝借した画像と比べると、歌詞は随分違う

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彼女たちは、他にもいろんなカバーを歌っている様子

これはチョット惹かれるも、何枚かあるベストで買える中には肝心のバッテンボーが無い

これじゃあ意味ないな

と、言うことでYouTubeで我慢我慢

と、言うかCDまでいるのかな

(2月1日到着)探すとアマゾン、HMVやタワレコのアウトレット90%offクラスのブツがある

タイトル通り、徒然に眺めるアマゾンでシナトラのDVDを365円で発見

タイメックス・ショウは「お帰り、エルヴィス」だったのでは、と購入

届いた商品を確認すると、タイメックスがスポンサーになったショウは4回

本DVDには、その内の2回

エルヴィスは入っていなかったけど

ビング・クロスビーが入っていたのは嬉しい誤算

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送料込みでこの値段、とてつもなく安いな~お得だな~

なんて思っているけど

さっきアマゾンをアマ損と変換ミス

いやいや、ホントはアマ損なんだろうか

 

【CD】SWINGIN' ON A STAR

疲れた週末にはビングの聞き古してるくらいの定番曲がいい

けれども、あまり代わり映えしないのもなんだから

以前に買ってほったらかしにしてある未開封のベスト盤を

【EC】HORIZON RECORDS  HZCD 1028

            ⒸⓅ 2006

    ジャケットは二つ折り4ページ

            解説、録音データ等の記載は一切無し

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見るからにやっつけジャケットのトホホ系

こちらのCDは、アマゾンの格安価格324円につられて買ったもの

アマゾンでのタイトルはスウィンギン・オン・マイ・スターと

なんらかのコダワリがあるのかと思っていたのに

到着したら

なんだ、フツーのタイトルやん

曲目リスト見ても、惹かれないね~

と、今まで放置

ほぼ2年越しに開封 

おお!ライナーは二つ折り

期待して開けてみると

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何の事は無い、ビングを拡大してるだけじゃないか~

いい加減なジャケットだなぁなんて思っていると

写ってる当のビングも、タキシードにソフト帽

本人もいい加減なんだから、イチイチ目くじら立てないでおこう

そもそも爆安だしね(前回もこんな展開だったような)

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ジャケット裏は、CD裏面より少し詳しい

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聞き慣れないイントロから始まる本品は

ゴーイング・マイ・ウエイ 

戦後の日本では楽譜も出ている位の人気曲(?)だが

CDのベスト盤に収録されている記憶がない

bingcrosmymovie.hatenablog.com

 

続く②「いつの日か君に」は3回の正規録音があるはずだが、あまり聞いたことのないバージョン

 

驚くべきトラックは、このCDのタイトルにもなっている④「星にスイング」

聞いててビックリ!拍手から始まるラジオ録音

掛け合いのところは映画のような雰囲気で、これは貴重だ!

 

 

ジャケット裏面を見るとデュエットしている曲には、ウィズ誰それとある

アンドリュース・シスターズとかサッチモとかね

⑦「モロッコへの道」にはその表記がない

いつも聞いてるボブ・ホープとの共演じゃなくて

求めていたビングのソロかと 期待したけど

いつものデュエット 

bingcrosmycd.hatenablog.com

 

⑧「聖メリーの鐘」もベスト盤に入っているのは珍しい

続く⑨は、ベスト盤のレギュラーメンバー

オマリー神父もので合計4曲 

 

⑩ with表記無しだけど、アンドリュース・シスターズとのデュエット

 

⑪ ソラメンテ・ウナ・ベスもベスト盤には常連の曲

 

⑬ こちらもwith表記無しだけど、ジェーン・ワイマン、ジャック・ティーガーデンとのお馴染み「冷たき宵に」

 

⑭ ベスト版ではあまり聞かない『回転木馬』からの曲

 

⑮ ハンド・クラップにご機嫌なホーン隊は、ウディ・ハーマンとの1曲

 

⑯ 再度の衝撃

聞いたことないビングの語りのようなオープニングから一転

スピーディーなピストル・パッキン・ママ

バックを務めるのはアンドリュース・シスターズではなく

軽快な男性コーラス・グループ

このコーラス・グループはチャリオティアーズ?

いずれにせよ、これはイイ!

 

⑰ おそらく1930年代のオリジナル音源

 

⑱ 音源は他のベスト盤にもよく収録されている

最後だけはすごく短いフェイドアウトで終了している

この意図は不明

 

レーベル面は、ジャケットと同系統のレンガ色

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透明トレイには何の印字も無し

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久しぶりにツメが割れているケースに遭遇

 

以上、フィジカルとしてはトホホ系の極み

だけど、衝撃の2曲でこのCDの価値は計り知れない

ディスコグラフィーにも載ってない超掘り出しモン

でも、一応2曲が入ってるラジオ録音集も聴いておこう

bingcrosmycd.hatenablog.com

あれ~?2曲ともここに入ってるやん

星にスイングはともかく

ピストル・ママは忘れようがないくらいゴキゲンなんだけどな~

と、名実ともにトホホ系に逆戻り

ですが、忘れていた名曲を思い出させてくれたイイCDではありました

 

2019/4/14 アマゾンから 324円