瓶具黒墨のCDは玉石混交

ビング・クロスビーのCDコレクションを整理を兼ねてアップしています

《報酬予測誤差?》BGM気分で流していた廉価版CDに なぜ?の嵐。なんなんだ、このスワニーは!

何の気なく鳴らしていた廉価盤

1枚目には1957年に12インチとして再発されたサム・ファイン・オールド・チェスナッツがまるまる収録

そのラスト曲、アル・ジョルスンのスワニーのところで

ん?????

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オープニングでビンクロが詰まってる!?

これは不自然!

こんなはずない!と、日本盤を

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うん!引っかかってないぞ

CDの表示は、2分06秒

数えてみると

ドゥンティンティンティの3回目で歌に入る

こんな感じ

ドゥンティンティンティ ドゥンティンティンティ ♪ アイブ・ビーン・ア~

 

対するリアル・ゴーン盤も表示は2分06秒

でも、どう聞いても失敗してる

ドゥンティンティンティの2回目で入って

アイだけ歌って止めている

そのままバディ・コールのピアノは続き

ビンクロも何食わぬ顔で(声だけだから見えないけどね)歌い出すのが

最初から数えて4回目

ドゥンティンティンティ ♪ アイ ティンティンティ(ピアノはそのまま)

ドゥンティンティンティ ♪ アイブ・ビーン・ア~

 

なんなんだ?日本盤だけ?

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一番信頼できるビンクロ・エンタープライゼス盤も表示は 2分05秒と微妙に違うが

失敗無しのパターン

ドゥンティンティンティの3回目で歌に入ってる

こうなると、リアル・ゴーン盤だけがレアなのか?

同じ廉価盤のメンブランにも入っていたはず

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表示は2分06秒

こちらにも失敗が入っている4回目で歌い出すパターン

え~!と困れば、ディスコグラフィー

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1956年5月22日はマスタリング日

オリジナルは1955年8月25日のラジオ用

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コレ見ると、コンピレーションにも収録されている

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シングス・ジョージ・ガーシュウィンの表示は2分08秒
3回目で入っている正規盤パターン

 

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オン・ブロードウェイの表示は2分05秒

こちらも元はエンタープライゼスだからか

3回目で歌入りパターン

 

マスター前のラジオ録音時が失敗パターンなのか?

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モザイク4枚目の表示も2分05秒

3回目での歌入りパターン

ラジオ・レコーディングスとなっているけど

まあ、これもエンタープライゼス盤だから

音源は同じなのかな

 

 

となると、どこから持ってきているんだリアル・ゴーン?メンブラン?

廉価盤だけ

レコード盤起こし?

レコードは失敗パターンだったけど

さすがのこれは~って感じでCD化の際に修正?

レコード無いから真相は不明だけど

こんなの見つかったら

これからも、あえて廉価盤も買い続けなければならないではないか!

100%トホホ系

単なるネタだと割り切らなきゃやってられなかったのに

これを報酬予測誤差というのだろうか?

いや~報酬なんて思ってないから違うよな