瓶具黒墨のCDは玉石混交

ビング・クロスビーのCDコレクションを整理を兼ねてアップしています

いざ、ホワイト・クリスマスの泥沼へ

日本でのホワイト・クリスマスのレコード

シングル盤、LPレコードともに

調べれば調べるほど、どんどん分からなくなってくる

 

映画『ホワイト・クリスマス』のプログラムはヤフオクで落札したモノ

既に持っているものだったけれども裏表紙の広告が違う、それだけのために

不要なプログラム9冊と抱き合わせで購入した忘れられない一冊

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このプログラムの裏表紙にはデッカレコードの広告が掲載されている


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映画の主題歌はもとより

昔から発売されているクリスマス関係のタイトルが載せられている

一番下には気になる言葉

「★印はドーナッツ盤を発売して居ります」

目につく星印は5曲

ジングル・ベル

アデステ・フィデレス

きよしこの夜

アヴェ・マリア

サンタ・クロスがやっ来る(「て」は忘れられた?)

あれ?ホワイト・クリスマスが入ってない!

いやいや、映画の曲の中に紛れ込んでる形で★印がついて合計6曲

これだと、合計3枚の45回転が発売されていることになるぞ、テイチクレコード

(出してないよね?)

 

他のホワイト・クリスマスのプログラムにも何か有益な情報がないかと探してみると

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東劇の休憩演奏
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専属の関係でロージーコロムビアレコード

ビングは映画からの曲の他

DE70の「ホワイト・クリスマス」&「ジングルベル」をチョイス

この番号ならSPレコードの番号

テイチク・レコードとしては新たなマテリアル

EPレコードに力を入れたいが

映画館の再生装置は、まだSPレコードだけだった?

 

ここで、この夏2枚買ったドーナツ盤がキーとなる

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2つのジャケットの違いは左上の番号のみ

DS-70単体とDE-70との二重表記

レコード会社の思惑としては?

新しいメディアであるドーナッツレコードを売りたいのであれば

それを前面に押し出すべき

しかしながら、未だ一般的なのはSPレコード

ならば、妥協案として同じ番号を併記することで番号を指定して買いに来る客に

両方進められるようにしたのか

ネット販売なら間違って購入もありえるだろうけど

現物販売でモノを見たら一撃で分かるやろし・・・

 

 

映画の公開は1954年12月17日

広告情報だけに頼れば、

この時にはSPレコードとEPレコードが並行して発売?

 

 

EPレコードの発売開始時期、SPレコードの製造終了時期をネット検索すると

北海道の新冠町の公式ホームページがヒット

「レコードの歴史」として出てくるけど、何か関係あり?

自治体のHPにウソは無いだろうから

これによると、1954年(ちょうど映画『ホワイトクリスマス』の公開された年)に

日本ビクターがEPを発売開始

1963年にはSPレコードのミッションが終了と年表に記載

 

検索順では、それより下位に位置する一般社団法人レコード協会のサイト

1954年の3月がEPレコードの発売開始

SPレコード製造中止は1963年で、月までは書かれていない

 

この協会のホームページには

協会が発行している機関紙「ザ・レコード」がPDFになって収録されている

機関紙は昭和37年1月創刊、以来500号突破と書いてある

喜び勇んで昭和37年の頃を見にいくも、1994年からのものしかアップされていない

 

~調査継続~