ヴァン・モリソンのアルバム『アクセンチュエイト・ザ・ポジティブ』を聴いたので
ビンクロ・オリジナルを改めて
アンドリュース・シスターズとの完全盤が
真っ先に思い浮かぶけれど
今回は未アップのコチラ
【England】
SOUNDS OF YESTER YEAR DSOY2151
©️P 2019
Compiler Michael Highton
二つ折り解説
歌詞無し
このレーベルは20曲以上の大盤振る舞いが常
23曲67分27秒
1936年から1956年の20年間
最初にデッカ録音
後半はラジオショーと言うスタイル
基本的にはラジオも含めて録音順
ただし、1曲目だけはテレコ
ジョニー・マーサーとのデュエットにしたかったのかな
その①から⑤までは、他のアルバムでもよく聴く曲が並んでいる
① Mr. Gallagher and Mr. Sean
同日に録音したスモールフライから
バンド名をスモール・フライヤーズとしている(ライナー)
② I'm an old cowhand
テキサスでテンガロンハットを被って、でも車に乗ってる男を見て書いたとの事(ライナー)
③ too marvelous for words
最後の節の音がくっつきそうで
キモチ良くない録音
④ Bob White
コニー・ボスウェルとのご機嫌な1曲なのに
コレも前曲と同じような症状の録音
⑤ you must have been a beautiful baby
⑥ on behalf of the visiting fireman
続く⑦とは録音日も同じ
2曲ともジョニー・マーサーとのデュエット
ゴキゲン・スタイルで好みの一曲
耳に残りそうなのに記憶にない
⑦ mr. meadowlark
こちらもあまり聞かない曲
そもそもメドウラークはマキバドリ
日本語でも知らないトリは
アメリカでは6つの州で州鳥に
ベスト盤によく収録されている⑧
The waiter and the potter and upstairs made
を挟んで、あまり覚えていない
⑨ dearly beloved
アステアの『晴れて今宵は』の挿入歌
それでも覚えてない
個人的には、シナトラ・イメージの
10 Blues in the night
ミュージックメイズの出番もたっぷり
共作のホーギー・カーマイケルのアプローチで記憶している
11 skylark
元々は、ホーギーがビックス・バイダーベックのために書いた「ビックス・リックス」というインストルメンタルにマーサーが歌詞を付けた(ライナー)
ウィキを見ると、当時、恋仲だったジュディ・ガーランドに捧げた?
次は、そのジュディが歌ってた
12 On the atchison Topeka and Santa Fe
ヴァンと同じく中棒なしの表示の
13 accentuate the positive
と、有名どころが続く
13と同日、アンドリュース・シスターズとの録音
14 there's a fella waiting in Poughkeepsie
彼らの完全版に入ってるくらい?
モーガネアーズ?誰?との共演2曲
15 The Yodel blues
あ、ヨーデリン・ジヤイブじゃないんや
いずれにせよ、ヨーデル系は面白い仕上がり
16 The big movie show in the sky
In the skyつながりなのか
最初の感じは
Riders in the sky
17 autumn leaves
ジョニー・マーサーのイメージ一切なし!
お、英詞が彼なんだ
その英詞のオリジナルがビンクロ
Alliteration(頭韻法)(ライナー)
かけ合いから始まる
18 lazy bones
ココからが、ラジオ録音ゾーン
サッチモとの録音だけど
他のCDでよく聴くバージョンではない
ライナーはジョン・スコット・トロッター楽団
でも、ピアノくらいしか聞こえない
あっても、ハイハットとベースくらい
ヒトラー政権と同時代のこの歌は怠惰を奨励しているとしてナチスの理想に背くとして禁止になったとの事(ライナー)
19 In the Cool, Cool Cool of the evening
録音順子だからか、お馴染みのスタジオ録音
20 Glow warm
1951年11月9日、ビング・クロスビー・ショー
2分46秒
オーケストラにコーラスと贅沢な作り
21 PS I love you
3分24秒
間奏にはトランペットソロも入るオーケストラ仕様
音質も良好
妻ジンジャーに宛てた手紙からインスパイヤ(ライナー)
22 jeepers creepers
バディ・グレグマンとのヴァーブ録音
23 that old black magic
1956年3月14日、ビング・クロスビー・ショー
バディ・コール・トリオとの録音は
ラテンな仕上がり