【EU】Still Life Music SPUREME3-0002
ⓅⒸ2017
歌詞はおろか解説も無し
外側は型紙とはいえ紙製で、内袋すら無し
曲と演奏者名はかろうじて記載されているけれど
作者名無し
録音年なんてのも言わずもがな
3枚組の『ハリウッド玉手箱』
サウンドトラック繋がりで最近買ったコンピレーション
と、思っていたけどだいぶ前になっている
① 1939年の『オズの魔法使い』「虹の彼方に」
イントロがなく、いきなり歌から始まる2分10秒ほどのバージョン
② そして同年の『風と共に去りぬ』タラのテーマ
オリジナルサウンドトラックと表記がある
音は揺れていて、気持ち良くはないかな
③ 『第3の男』のテーマはアントン・カラス
お馴染みのテーマに入る前に前奏がある
が、あったっけ?
3分55秒と長いような気もするけれど
アントン・カラスでもバージョン違いがある?
映画は1949年
時代順に並べているわけではないらしい
④ ハリウッド玉手箱にも入っていた『ピノキオ』(1940)の主題歌「星に願いを」
⑤ ジョン・ウェインの映画『黄色いリボン』はミッチ・ミラー合唱団によるステレオ
意味があるのかないのかわからない歌詞をつけた大脱走と
カップリングされたシングルレコードを高校生の時に買ったぞ
確か600円
当時1曲300円
音だけで言うと、今回は1曲2円50銭!
⑥ ここで、ビンクロのセプテンバー・ソング
このCD、改めて見ると
The Master of Sound Track と題されているのに
映画のタイトルは記載無し
⑦ 『知りすぎていた男』からのケ・セラ・セラなんて
完全に映画からは切り離されてるけどね
⑧ 『イブの総て』
アルフレッド・ニューマン作曲のサントラは1分30秒ほどで終わる
⑨ ナルシソ・イエペスといえばこれしかない
というか、これしか知らないけれど
底をついた映画製作費の関係で、24歳の新人イエペスに白羽の矢が立った様子
して、この超有名曲のタイトルは『愛のロマンス』
CDの表記は、フランス語でも禁じられた遊びの意味
⑩ パリとセーヌがあるから、想像できるものの
フランス語だけなの?
『パリの空の下セーヌは流れる』の挿入曲「パリの空の下」
リーヌ・ルノーは初めて聞くヒトだけど、このヒトがオリジナル
⑪ ビクター・ヤングの演奏
でも、作曲はレナード・ローゼンマン
⑫ これは、『ベニイ・グッドマン物語』のサントラ?
⑬ 歌っているのか囁いているのか
『旅情』の主役ロッサノ・ブラッツイが
イタリア語でなく英語で口説いてるような1曲
⑭ Yves Montandがフランス語で歌っているのに
Les Feuilles Mortesではなく英語で「枯葉」
⑮ ナット・キング・コールの印象が強い「慕情」も
オリジナルのフォー・エイセス
⑯ ディノの「リオ・ブラボー」
「ライフルと愛馬」ではなくコッチなのはコダワリ?
⑰ 「アマポーラ」これって映画の曲?
1922年オリジナル
1941年にドーシー楽団がヒットさせたものの
映画でいうと、ディアナ・ダービンが『銀の靴』(1939年)で歌っている
収録されているのはボブ・エヴァリーが独唱
転調してジミー・ドーシーのクラリネット、その後ヘレン・オコンネルの独唱
ちなみに、アマポーラはひなげしの花
⑱ 1948年のフランス映画で同じタイトル『バラ色の人生』があるようだが
これはもう映画の歌ではなく完全に独立しているでしょう
⑲ 唯一2回登場するドリス・デイ
この曲は映画に関係あるのかもわからない
⑳ こちらも超有名曲
逆に有名過ぎて、映画との関連がネットでもヒットしない
最後の3曲はサウンドトラックと言うレベルじゃないでしょうね
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追記
HMVにあったもの
ラストはやっぱり当時の映画じゃないんだ