【日本】MCAビクター株式会社 MVCM-39001～3
1994年12月16日発売
税込 3,900円 (税抜 3,786円)
三方背ケース（帯無し）
解説(野口久光、追記：ホッチキス留め 76ページ)
歌詞（ホッチキス留め 28ページ）
※ ジャンルは映画音楽となっている
① ジュディ節全開のトローリ―・ソング
大ヒットも頷ける絶好調ソング
② ロビーの歌は、ダニー・ケイ
ホワイト・クリスマスはもちろん、この時代の映画は結構見てきたけれど
なぜかダニー・ケイは肌に合わない
曲はSP盤両面に亘る長尺モノ
長いな〜と思っちゃうのは、やっぱり合わないから？
チリチリノイズが入っているので盤起こし？
③ ハリー細野も歌っていた香港ブルース
作者ホ―ギ―・カーマイケルも軽妙
④ 捧ぐるは愛のみ
イントロからバリバリのサッチモのトランペット
⑤ 映画『ステート・フェア』の主題歌
戦後初のカラー映画として公開されたとのこと
この前、抱き合わせで入手したプログラム群
唯一カラー表紙だったのがうなづける
bingcrosmymovie.hatenablog.com
⑥ プティン・オン・ザ・リッツ
ここの歌詞は、「ゲーリー・クーパーのように」ヴァージョン
⑧ アチソン・トピカ・サンタフェ
ヴァースから始まって
ゆっくり走り始めるジュディ
コーラスを伴って徐々にスピードアップ
♪ サンタフェ〜で、全開に
⑨ こちらは、全編通して全開のアル・ジョルソン
続く⑩ 私のハートはダディのもの
緩急織り交ぜたメリー・マーティンは素敵だ
⑪ パリのアナトール
劇中の動きも見ながらの歌なら楽しいんだろうが
歌だけではなかなか良さが分からない
⑫ マレーネ・ディートリッヒのブラック・マーケット
一節歌うとすぐに語りになる
ほぼ語りの１曲
⑬ 大好きな映画『皇帝円舞曲』から
これは、コンチネンタル・タンゴになるんだ
⑭ カリフォルニア・ヒア・アイ・カム
こういうコンピレーションに入っていると
ジミー・デュランテに聞こえてしまうアル・ジョルスン
⑮ 冷たき宵に
これもビンクロのベスト盤ではお馴染みの１曲
こういう曲では、笑っているような声に聞こえるね
⑯ 映画『旅愁』のSeptember Song
この曲は、何故かビンクロのモノが使われることが多いけど
映画ではウォルター・ヒューストン
人生の９月？
平均年齢80歳を12分の９にする？
だとすると、気づかないうちに人生の秋口を迎えている計算
⑰ ワンダフル・コペンハーゲン
ミタビのダニー・ケイ
⑱ ビクター・ヤング自作自演の『シェーン』
映像を離れても、良い曲は良い
⑲ 『地上より永遠に』
同じインストルメンタルだけれど
うってかわって軍隊映画故のマーチ風
途中、
波打ち際の効果音が抱き合うバート・ランカスターとデボラ・カーを想起
7分30秒の長尺
歌詞がついた歌モノは、もちろんフランク・シナトラ
だけど
改めて聞いても、印象に残っていないな～
⑳ ジャニー・ギター
映画『大砂塵』
ペギー・リーは出演しているものだとばかり思っていたのに
映画を見たら最後の最後でこの歌が流れるだけ
映画を見た後に、彼女のアルバムのどこに入ってんだっけ
と、探したものの
パッとは見つからないほどのもの
解説を読むと、本国ではそんなにヒットしなかったとのこと
なるほど
㉑ 映画『波止場』のインスト
レナード・バーンスタイン作曲と思って聞くからか
ウエスト・サイド物語に入っていてもおかしくないような旋律がある
そういえば、レニー指揮のウエストサイド物語には
抱き合わせで入っていたな
こちらも、5分30秒の長尺モノ
そういえば、高校生で姫路市民会館に二本立てを見に行ったときのカップリングは
『地上より永遠に』と『波止場』だった
レコードではこのショウ讃歌 ㉒ をブービーに
マーロン・ブランドが歌う１曲がトリ
でも、CDでは権利関係で割愛
カーメン・キャバレロの愛情物語 ㉓ が最後になっている
もれなくキーホルダーがもらえるはずの応募ハガキ
当時、送ったけど届かず
もういいやと思ったきりだ
以上、３枚組75曲
うち、ビンクロ16曲、アステア６曲（CDで増量）
と、ちょっと偏りはあるかもしれないけれど
30年分くらいのハリウッド映画の歌モノが充実した「玉手箱」
豪華ブックレットも付いて、イイCDだと思うけど
需要がないのか入手は安価
2021/2/16 メルカリ（350）
